様々な治療方法でお困り事解決　〜医療法人中川駅前歯科クリニック　二宮威重さん〜

◆歯科医師になったきっかけ、ご開業をしたきっかけは何ですか？

中学生のときに歯並びの橋正治療がきっかけで身体能力があがった経験があり、そこから歯科医師に興味を持ち、歯科医師になろうと決めました。

大学卒業後は、大学院に進学、医局に在籍する同期生もいましたが、とにかく早く技術を習得したかったので開業医に勤務し、週５日では満足せず、週１日の非常勤勤務、日曜日や祝日の多くは学会、セミナーに参加するなど、とにかく働き、学んでいきました。その結果、４年後の２０００年に開業する事ができました。日々コツコツと勉強・積み重ねをする事が身になったと思います。

◆歯科医として大切にしている考え方・理念は何ですか？

まずは患者様ファーストで患者さんの気持ちに寄り添った医療を行う事を大切にしています。歯科医療従事者は自分の考えだけではなく患者さんがどう考えているかを汲み取った診療を行うという事が大切だと思います。治療に関しては医療の専門家として提言をさせていただいていますが、高齢の方は「先生にお任せ」の方が多く、若い方はインターネットで調べて「私はこうしたい」という方が多い傾向にあります。患者様が納得したうえで治療をさせていただくことを大切にしています。

◆どのような患者さんや悩みが多いですか？

様々な治療をおこなっており、この３ヶ月間だけでも北は北海道から南は福岡まで、患者様が来院されるなど、全国から患者様が来られる歯科医院となっています。ホームホワイトニング、ジルコニアを使用したセラミック治療、マウスピースを使用した矯正治療、睡眠時無呼吸症候群の歯科治療は、国内の歯科医療機関では最も早くに導入した医療機関の一つです。

また、専門分野をもつ複数の歯科医師が在籍し、睡眠時無呼吸症候群、金属アレルギー、掌蹠膿疱症、口腔扁平苔癬、舌痛症といった病気の治療では、他の医療機関からの紹介も多く、国内の歯科医療機関のなかでは実績がかなりあるほうかと思います。年齢層も幅広く、生まれたての赤ちゃんから１００歳以上の方まで、年齢に関係なく診療をおこなえる体制を整えています。

予防やメンテナンスがとても大切なんですが、ビジネス週刊誌のプレジデントで毎年歯科の統計特集をやっていて、現役時代にやっておくべきだったことランキングの１位に「歯のメンテナンス」が入っているんです。忙しく、問題が顕在化していない時はどうしても後回しになってしまいますよね。

◆なぜ中川駅に開業されたんですか？

当院は２０００年に開業しました。中川駅が開業して７年、都筑区が誕生して６年とまだ日が浅く、新しい街のため活気があり、このような街で開業したいと思いました。最初の１年間は来院される患者様は非常に少なく１日５～１０人ほどでしたが、患者様とのコミュニケーションを大切に続けました。

その後は来院された患者様が患者様を紹介していただける状態となり、現在では１日に１００人以上の患者様が来院される歯科医院となりました。来院される患者様の増加に伴い、スタッフは３名から４８名に、診療台は３台から１５台になりました。

◆中川駅前歯科クリニックの歯の治療はどんな特徴がありますか？

最近では管理栄養士が在籍して「食」を支える取り組みをおこなっています。乳幼児、障害者、要介護高齢者など食べる機能に問題を抱えている方、糖尿病、高血圧など全身の病気のある方に対して食事や栄養の指導をおこなっています。管理栄養士と歯科技工士も含めて、お口の中をトータルで診れるという事が医院が大きくなって患者様への診療の質向上という観点で良かったと感じる点です。

また、毎年４０～７４歳の３０００万人以上が受診する特定健診・特定保健指導においては、管理栄養士が特定保健指導をおこなっています。特定保健指導をおこなっている歯科医療機関は横浜市内には３施設しかなく、歯科の立場から全身の健康を支えていくことができればと思っています。

◆最後に皆さんにメッセージをください。

多くの方にとって歯科は行きにくい所かもしれませんが、様々な治療を行なっておりますので、何かお困りごとがありましたらお気軽にご相談いただけたらと思います。どうぞよろしくお願い致します。

インタビュー後記

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