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不動産
隣地の地中にうちの水道管が通っていたことが判明しました。
神奈川県川崎市多摩区在住E様
(1年前の記事です) 掲載日:2022/10/22
築36年になった自宅ですが、今回売却をしようと不動産会社に相談したところ、うちの利用している水道管が隣地の地中を通っているという事が判明しました。
「こんな物件は高く売れない、なんで私に隠していたんですか?」と営業マンにきつく言われたのですが、そんなに重要な事なのでしょうか?私もうちの両親も全く知らずに今まで36年過ごしてきました。
今後考えられる問題と今出来る対処法を教えて下さい。
※ 相談者のプライバシーに配慮し、実際の質問内容を一部改変して掲載している場合がございます。ご容赦ください。
多摩区民のミカタがお答えします
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株式会社トータルエージェント 代表取締役
不動産・相続コンサルタント
髙木 優一
E様に対する不動産営業マンの言い方は問題だと思いますが・・・
確かにこの状況では売却は色々と問題が出てきますね。
ライフラインが第三者所有の敷地を通っているとなれば隣接地の方にご迷惑をかけていることになります。いつ、隣接地の方に土地使用料の請求や埋設管の撤去を求められても仕方がありません。隣接地の所有者へ状況を説明して、埋設管の撤去と新設工事を行う事をお勧めします。
また、現状では埋設管の撤去と新設工事が出来ないご理由が双方ある場合(金銭的理由や隣地所有者の問題など)は合意書等作成して下さい。その辺りは今お付き合いある不動産業者に依頼して下さい。今回噴出した問題は将来的に建築物を立て直す場合に作業を行うなどの案を記載し書面化しておくべき事案です。
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