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遺言・遺産相続
私の名義の入っていない遺産分割協議書に捺印するよう脅迫されています。
神奈川県川崎市多摩区在住S様
(1年前の記事です) 掲載日:2022/11/01
3年間寝たきり状態だった伯母が昨年末亡くなりました。87歳でした。伯母の相続人は私含め4人です。
私の母は既に死亡しているので、私だでけは代襲相続という形なります。裁判所で開封検認された遺言書は妹が作成したもので、内容は私を除く3人で分割する旨が記載されています。事前協議など話し合いは全くなく3人で分ける内容の遺産分割協議書に捺印するよう半ば脅迫されています。「ハンコ代はいくらか払う」と言われたのですが、協議書の最後に私の署名捺印欄を見つけた時には怒りで手が震えました。
代襲相続というだけで差別され署名捺印(印鑑証明添付)という形で渡され、私は全くをもって納得がいきません。代襲相続人の私も平等に遺産を受け取れますか?故意に実印を押すことを拒んだ際、私に何かペナルティが発生することはありますか?
※ 相談者のプライバシーに配慮し、実際の質問内容を一部改変して掲載している場合がございます。ご容赦ください。
多摩区民のミカタがお答えします
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株式会社トータルエージェント 代表取締役
不動産・相続コンサルタント
髙木 優一
裁判所にて検認された遺言書があり、内容はS様を除いた方々で相続する旨であれば、残念ながら相続分はありません。
ご質問のなかに差別とありますが、これは相続人の意思ではなく被相続人である伯母さまの遺志です。またごきょうだい間の相続については「遺留分」もありませんので、伯母さまの遺志に従うほかないと思います。
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