まちの仕事人インタビュー
人々の夢と希望を応援する愛ある伴走者
エムプランニング 代表 松田 強詞 (まつだ つよし) さん インタビュー


1973年生まれ。北海道十勝郡浦幌町出身。

長年飲食業に携わり、料理人、店舗マネジメントを歴任。苦手だったコミュニケーションを克服し、60人規模のマネジメントを任されるまで成長。


2022年より、前職で得た人材育成スキル、コミュニケーションスキルを活かし独立。


現在は結婚相談所として、人間育成を最重要テーマに活動する。

これまでの経歴を教えてください。

私は、1973年生まれで、北海道十勝郡浦幌町の出身です。現在は人口5000人の農業が主産業の町なのですが、その農家の息子(長男)として地元の小学校中学校高校に進学。その後の大学受験で失敗してしまいまして、地元の企業に就職することになりました。


当時から、朧気ながら自分で事業をやりたいなとは思っていましたが具体的なものは決まっていませんでした。28歳の時に飲食店をやろうと決め、飲食業界に入ることにしました。その時は板前の修業から入りました。そこから通算飲食業会20年、うち料理人7年、店舗マネジメント13年という経歴を積みました。とはいえ、真っ直ぐ進んできたわけではありません。


30歳を過ぎたあたりからこのままこの仕事でいいのかなぁと漠然と不安に思うことも増えてきたんですよね。そこから「人生の成功」や「目標達成」についてどのようにしていけばいいのかと考えるようになりました。同時期くらいから自分の「対人コミュニケーション能力の低さ」を痛感したので、訓練を受けるようになりました。


この時こうした自己スキル向上にかけた総額は1000万以上にもなったんですよね(笑)自己投資をしたおかげで、当時と比較すると対人コミュニケーション能力も格段に向上するようになりました。

自己投資にすごいお金をかけてこられたんですね。実際に効果を感じる局面はありましたか?

これが驚くことにリアルタイムで効果を実感できたものは非常に数少ないです(笑)なぜかというと、学んだはいいけど、インプットだけでアウトプットがないためにしっかりと身についていないものが多かったんですよね。


今から振り返ればそれはそうだなという感じですが、やっているときはインプットの充実感でその現実が見えていないんですよね。


金額だけ見れば遠回りしたように感じられますけど、人生は経験だと思っているので、全く後悔していませんし、この経験があるから今があると思っています。


そういう意味では時間の経過とともに、私の仕事内容も変化し続けており、局面ごとに過去の学びが活かせるようになってきました。時間をかけながら自己投資は無駄ではなかったと感じられるようになってきました。


そして、会社員時代の職場での人間関係や組織作りに関しては大きな効果があったと思っています。会社員としてのキャリア最終局面にはアルバイト60人のマネジメントを任せていただけるようにまでなりました。


自分としては、対人能力に悩みを感じていた頃からすると本当に大きな成長だと思います。

今のお仕事を始めるきっかけはあったのでしょうか?

飲食業界では人を育てることが最重要課題だったように思います。ただ作業を覚えてもらうだけじゃないんですよね。


相手が何を考え、何を仕事に求めているか、ということまで考えて接していかなければならい。長年そんな飲食業にあって、人財育成力、コーチング・コミュニケーションスキル、自己実現スキルが備わってきていると感じていました。


これはすなわちどの業界でも人材育成という観点がある以上、独立してやっていけるのではないかと思うようになりました。様々なタイミングがうまく合ったことから、2022年にエムプランニングという屋号で起業することになります。


講義の様子

どのようなお仕事内容なのでしょうか?

一言でいうとコーチング業ということになるんでしょうかね。名刺には結婚相談所と書かせていただいていますけど、私の中ではある種その部分はオプションとして考えています。


その前に、しっかりとした「人間教育」をサービスとして提供し、自己成長を遂げたうえで結婚相談所としての機能を展開しているというのが実際のところです。この辺がうまく伝わらないので、結婚相談所ですということが多いんですけどね。


交流は楽しい雰囲気で

起業されてから1年ほどだと思いますが、感想としてはいかがですか?

私自身、会社員時代はいろいろ縛られることも多く、窮屈に感じていました。ただ生活も成り立たせていかなければいけないので、なんとか折り合いをつけていた感じですね。


2021年にこのまま会社員を続けるか、違う世界に行く決断をするのか迷っていました。この時に色々なことを教えてくれた方がいらっしゃったんですよね。


その方の教えもあって今独立しているわけですが、悩んで寝れない日もありました。ただ、結果的に自分のペースで仕事することもできているし、いい仲間にも巡り合えたので非常にいい時間を過ごせているなと思っています。


会社員の時にはそういう想いをすることもなかったと思うし、こうした仲間に巡り合うこともできなかっただろうなとも思っています。そういう意味では独立してよかったと感じますね。


今の仕事って、相手を知る、自分を知ってもらうというまさに対人スキルですので、私自身が楽しみながら様々な人と出会うことが仕事に直結するんですよ。悩むこともあるけれど、素敵な仕事に巡り合えたなとも感じています。


気の置けない仲間たちと


事業のPRをお願いします。

私には使命があります。『人々の夢と希望の実現を応援し愛ある社会創りに貢献すること』というものです。


誰しもが、一人で自走すると私の若い時のようにインプットだけで終わってしまうこともあろうかと思うんです。そこを一緒に伴走することで、夢の実現を応援したいと思っています。


そうした方がたくさん出てくると、愛ある社会が創れると思っています。具体的に最も多いクライアント層としては、40代男性です。


コミュニケーション能力に不足を感じていたり、自身が何者であるかわからなくなってしまった方などがご相談に来られます。キャリアアップをしていきたい中間管理職の方なんかもいらっしゃいます。


ご自身に自信がないという若い方もいらっしゃいますね。男女比でいうと半々くらいです。対人関係で悩まれたり、自分に自信が持てない方は多いと思うんです。


私もそうでしたし、ずっと人生を楽しんでこれませんでした。でもこれから少しでも人生を豊かにしていきたい。でもどうしたらいいかわからないと思った方は、私が伴走させていただきますのでまずはしっかりと自分を知るところから始めて、人間関係を作るのに必要なコミュニケーションスキルを磨いていっていただきたいですね。


それと同時に結婚相談所をうたっていますが、マッチング出来たら終わりというような関係を築くつもりはありません。将来的にまた悩みが出た際はぜひまた私を頼っていただきたいと思います。共に人生を楽しんでいきましょう!


伴走者として人生に寄り添います



インタビュー後記

この方が元々コミュニケーションが苦手だったとは思えないほど、明るく気さくな松田さん。


苦手だったからこそ、それを克服した後には共感をもって他者と伴走できるのだろうなと感じました。


たくさんの人々との新たな出会いを心から楽しみ、まさに人生を豊かに過ごされている松田さんからはまぶしいほどのオーラが見えます。


人生は楽しんだもの勝ち。夢と希望を応援してくれる伴走者がここにいます。迷いを断ち切り、一歩進んだ先に松田さんが待っています。是非勇気を出して相談してみてください。

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お電話相談の際、『区民ニュース』の記事を読みました。とお伝え下さい。