【略歴】

【BNI】TRES STELLAS  19期 プレジデント(2023年度)

東京調布ロータリークラブ

調布青年会議所シニアクラブ会長(東京ブロック2024年度会長兼務)

調布観光協会常任理事

武蔵府中法人会理事

調布市地域情報化コンソーシアム理事

(元)調布市民活動支援センター運営委員

(元)調布市消防団分団長

(元)調布青年会議所理事長


【趣味】

ゴルフ、ドライブ、映画鑑賞、ショッピング、世界旅行


【ポリシー】

社員、家族、取引先、関係者が「幸せになれる企業へ」、会社がしっかり利益をあげて、継続させることが経営者の使命

「100年企業」を覚悟を持って目指しています。


この事業を展開しようと思ったきっかけを教えてください。

一言でいうとコロナが生んだ運命の出会いです。背景として、旅行業会はコロナで最も打撃を受けた業界の一つです。売上がほぼゼロに近い状況で3年過ごすことになりました。大手であるHISは3分の1の店舗を閉鎖し、JTBは本社ビルを売却しました。中小企業に至っては深刻極まりない環境です。旅行業だけでは生き残れないと判断し、新しい事業を模索していました。そんな折、介護事業を展開されている坂本雄大社長(A-LINE株式会社 代表取締役  医療福祉事業として「エボルブ」を展開)をご紹介いただきました。


坂本社長のお話を伺ったときに、是非フランチャイズとして介護事業に取り組ませていただきたいと思いました。3つのポイントがあります。一つ目は「エボルブ」さんの経営戦略の強さ。店舗が拡大しておりコンセプトが強いということです。二つ目は社長とスタッフの方々のお人柄です。温かみと信念の強さを感じました。この人とだったら一緒に仕事をしてみたいと思ったことは非常に大きな原動力です。三つ目はビジネスの将来性です。高齢者マーケットと、本業である旅行業の親和性が非常に高いことがあげられます。


この3点から、将来を見据えたうえで坂本社長を信じて介護事業という新たな柱を作り上げていこうと考えました。


特徴を教えてください。

「はつらつ、元気、生きがい」というコンセプトを基に旅行事業と介護事業を展開していきたいと考えています。私どもが展開している介護事業は、重度の方というよりも、もっと元気に人生を過ごしたいという方が多いという特徴があります。その元気になった先の目標が「旅行」だったりするんです。


旅行のことを介護のお手伝いをしながらコーディネートしていけるというのは我々としても喜びが大きいことを実感しました。一般の介護事業所ではそうした旅行の話をするのは現実難しいと思います。旅行会社が介護事業を展開しているのは中小企業では弊社だけではないでしょうか。先々のことを思い描き実現できるという点は、弊社ならではの特徴であり強みです。より活力ある生活を取り戻すというのは我々の強いビジョンです。両事業の高い親和性を基に、ご高齢の方々にもっと元気に生きがいをもって今後の人生を楽しんでいただきたいと思います。


独特の取組みを教えてください。

エボルブ新聞を作っています。毎月2回、皆様がどんな活動をしているか、一日の体験の動き、誕生日の特集、季節のイベント等を新聞にしてお届けしています。


介護事業の現場リーダーが自発的に発案してくれました。もともと旅行会社でこうした資料を作成しお客様にお届けしておりましたので、そのノウハウを利用して発行することが出来ました。ご利用者の方々も大変満足していただいており、ご好評いただいております。


介護事業を始めてから、新國さんにとって印象に残るエピソードはありますか?

手前味噌ですが、介護事業のスタッフには非常に恵まれていると思っています。宮前平の施設では介護事業専門スタッフとして3名在籍しています。個人情報の部分もあるので詳細は割愛しますが、様々な困難がありました。そうした事態をチームで結束して解決に当たってくれました。この絆は本当に固いものであると信じています。


介護事業という仕事柄、スタッフ間での協力体制というのは非常に重要です。そうした連携はもちろんのこと、エボルブ新聞を含めて新たな取り組みをどんどん発案してくれています。経営側の立場としては大変安心感がありますし、ご高齢の方々も心強く思っていただけていると思います。


事業としての今後の展望をお聞かせください。

エボルブとさくらツーリストの融合で、まだ見ぬ新たな形が生まれると思っています。近い将来日本の人口減少がより顕著になりますが、一方で高齢者マーケットは拡大していきます。旅行会社として向き合うべき問題に、介護との融和は一つの解決策を提示できるのではと考えています。それは新しいマーケットを作っていけるという期待です。今後、私どもが創業100年企業を目指いしていく中で大きな柱になってくれることでしょう。


実際にご利用者の方から「元気になったら旅行に出かけたい」というお声をいただいています。そうした生きがいや活力を生み出すエンジンを我々が作り出すことが出来るのであれば、複数店舗拡大していくことも実現可能な構想になります。そんな事業所で働きたいという若者、中高年の方々も増えるのではないでしょうか。このようなビジネスを展開していきたいと期待に胸を膨らませています。


新國さん自身の趣味や夢を教えてください。

旅行が好きです。本業である旅行業は3代目として承継していますが、天職だと思っています。旅行に行くと自分の心が喜んでいるのを感じます。ゴルフも好きなんですが、なかなか最近は行けていませんね。総じて最近は物欲じゃないです。素晴らしい仲間と、最高の経験をしたいというのが強い想いです。


今、坂本社長と新たな事業を共に歩めていることは最高の気分です。関わる全ての人たちと旅行に行ってみたりもしたいです。公私ともにそうした体験を通じて、最高の夢を追い続けていきたいですね。

読者メッセージをお願いします。

人生4000週間と言われています。一分一秒を大切に生きていかなければいけません。私は、今この瞬間をどう大切にして、自分らしく楽しんでいけるかということが人生の醍醐味であり、幸せの原点だと思っています。


私の事業は、利用者様の未来を形作るお仕事ではありますが、それは今この瞬間を最大に楽しむことから始まります。皆様とともに今という時間を全力で楽しんでいけたらと思います。


インタビュー後記

なんといっても新國さんのお人柄に惹かれます。ご自身の功績や努力を表現するよりも、スタッフの方々の魅力やご利用者の方々の生き生きとした生活模様を熱心にお話しくださり、心に伝わってきました。本当にこの事業所は恵まれた環境なのだろうなと感じます。そして、そんなお話をされる新國さんはとても素敵な笑顔をされていました。コロナ禍という未曾有の状況にあり、まさに生き抜くためにどうすればいいか必死でお考えになったことだろうと思います。たどり着いた先が坂本雄大さんという最高のビジネスパートナーと、最高のスタッフに恵まれ、本業のシナジーも絶大であるというのは新國さんにとって最高のシナリオなのだと感じます。今後、一層高齢化社会が進む日本で、こうした素敵な想いが浸透していくことを切に願います。

お問い合わせ

中央リハビリステーション  エボルブ宮前平

(運営会社:さくらツーリスト株式会社  TEL:0424820050

神奈川県川崎市宮前区宮前平1-4-142-B1・3 [アクセス]

(東急田園都市線「宮前平」駅より徒歩7分)

TEL:0449484029

FAX:0449484042

HP:エボルブ宮前平 川崎市宮前区のデイサービス・リハビリ・マッサージ (evolve-miyamaedaira.jp)

*お電話相談の際、『区民ニュース』の記事を読みました。とお伝え下さい。