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医療的ケア児の母です。 相談させて下さい。
(1年前の記事です) 掲載日:2023/03/10
私には生後2ヶ月の息子がいますが、産まれてから疾患が判明し気切+経管栄養が必要な医療ケア児となりました。
疾患を知った際、自分を責め毎日泣いていましたが、夫や両親のサポートもあり少しは気持ちを切り替えていこうという気になりつつあります。
元々共働きでした。先日夫が色々調べてくれたのですが子供を預かってくれる所がないので、母親は仕事を諦め、在宅で子供をみないといけなくなりそうです。
自分で疾患持ちの子を産んだのだから自己責任でしょ?というように言われているように思え、弱者に冷たい日本社会に疑問を感じます。
色々調べれば調べるほど医療的ケア児は健常児よりお金もかかります。それなのに預けられる所がなく仕事ができないというのは今後の生活上困ります。
食費や光熱費が上がっている今、旦那だけでは生活していける収入ではありません。何か行政でサポートして頂けないでしょうか?一番は子供を預かって下さる施設をご紹介頂きたいです。
※ 相談者のプライバシーに配慮し、実際の質問内容を一部改変して掲載している場合がございます。ご容赦ください。
ご質問頂きありがとうございます。板橋区議会議員の内田けんいちろうです。
息子さんが生まれてから疾患が判明されたとのこと、突然のことに大変ご心配になられたかと思います。
行政のサポートについてのご質問ですが、板橋区では様々なサポート体制を準備しております。ただサポートの仕方もご家族のケースによって様々ある為、今回ご相談いただいた情報だけですと適切な部署に繋ぐことが難しい状況です。
息子さんが生後2ヶ月ということでしたが、赤ちゃんが生まれた全てのご家庭に助産師または健康福祉センターの保健師が訪問に伺っておりますので、より適切なサポートをさせて頂くためにもこのタイミングで保健師等を通じてご相談をして頂きたいと思います。
他にも4ヶ月・6ヶ月・9ヶ月・1歳6ヶ月と乳幼児健康診査を行っておりますのでその機会で、もしくはオンラインでの育児相談も行っておりますので、こちらもご利用いただければと思います。
https://www.city.itabashi.tokyo.jp/kosodate/kenko/shinsa/1039889.html
また、お子さんをお預けになって就労されたいということについてですが板橋区では、
・重症心身障がい児(者)等在宅レスパイト事業
https://www.city.itabashi.tokyo.jp/kenko/shogai/shien/1003295.html
・医療的ケア児等の家族の就労等支援事業
https://www.city.itabashi.tokyo.jp/kenko/shogai/shien/1037333.html
を行っております。しかし、どちらも利用時間、利用回数に制限がある為、ご希望に完璧に添える形には難しいかもしれません。まずはご相談いただき、これからのことを一緒に考えさせて頂けますと幸いです。保健師さんに相談しづらい事等ございましたら、私までご連絡下さい!
また、板橋区には医療的ケア児の父母の会があります。おひとりで悩まずに会の方々にご相談することで、情報やアドバイスを頂けると思いますので、こちらもご検討いただければと思います。
ご質問を多く頂いています。回答には時間がかかる場合があります。