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税金
こういう場合、長期譲渡所得としてみなされるのでしょうか?
東京都北区在住O様
(2年前の記事です) 掲載日:2022/10/06
所有期間12年4ヶ月の自宅(現在は空き家)を最近売却しました。
(購入価格は土地と木造の建物計5180万円、売価4800万円)
この自宅は転勤期間中の8年前からの5年間他人に賃貸しており、ここ1年は空き家でした。
こういう場合、長期譲渡所得としてみなされるのでしょうか?
※ 相談者のプライバシーに配慮し、実際の質問内容を一部改変して掲載している場合がございます。ご容赦ください。
板橋区民のミカタがお答えします
板橋区民のミカタがお答えします
税理士法人Miraiz 代表社員
税理士
鷹取 正典
私がお答えします。
まず不動産を譲渡した場合の所得税の計算方法ですが、その不動産の所有期間により税率が変わってきます。
①譲渡した年の1月1日における所有期間が5年以下の場合・・・短期
②譲渡した年の1月1日における所有期間が5年超の場合・・・長期
短期の場合の税率は、39.63%、長期の場合の税率は20.315%です。(この税率は所得税と住民税になります)
今回のケースではこちらの不動産の所有期間は12年4ヶ月ということですので、所有期間は5年を超えていますので長期譲渡所得になります。
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