
代表経歴
・1996年 静岡県 生まれ
・2019年 慶應義塾大学法学部政治学科 卒業
神奈川県庁 入庁
・2023年 社会保険労務士法人 入社
社会保険労務士試験 合格
・2025年 社会保険労務士事務所 開業
「若さ」と「英語力」を武器に、経営者に寄り添う社労士へ
神奈川県庁から社会保険労務士の道へ。スタートアップや外資系企業を支え、AI・DXも活用した新しい社労士事務所を目指す
神奈川県庁の職員から、社会保険労務士へ。
公務員として働く中で、「組織の一員として働き続けるより、自分自身の力で仕事をつくりたい」という思いが芽生え、社会保険労務士を目指しました。
現在は、スタートアップ企業、中小企業を中心に、人事・労務のサポートを行っています。
特徴は、若さを生かしたフットワークとコミュニケーション力。そして、幼少期にアメリカで過ごした経験を生かした英語対応です。
日本に進出する外資系企業の人事・労務にも対応しながら、AIやDXを積極的に取り入れた、新しい社労士事務所づくりにも挑戦しています。

「会社の歯車ではなく、自分で仕事をつくりたい」
大学卒業後は、神奈川県庁に新卒で入庁しました。
最初は統計を担当し、勢調査や経済センサスなどの業務に携わりました。その後、知事直下の部署で太陽光発電に関する推進業務なども経験しました。
公務員として仕事をする中で、次第に自分の将来について考えるようになりました。
「ずっと公務員を続けている自分が想像できなかったんです」
知事の方針に左右される環境にも、少しずつ違和感を持つようになりました。
「自分でやりたいことを決めて、仕事をつくっていきたい」
そんな思いから、将来的な独立・開業を考えるようになります。
そこで目をつけたのが社会保険労務士でした。
弁護士や公認会計士などの資格もありますが、働きながら取得するには時間がかかります。
一方、社会保険労務士なら努力次第で弁護士や公認会計士よりも早い取得が目指せる。
そう考え、県庁で働きながら試験勉強を始め、その後、社会保険労務士法人へ転職しました。

「未経験のまま、お客様にサービスを提供したくなかった」
資格を取得した後、すぐに独立する道もありました。
しかし、あえて社会保険労務士法人で実務経験を積むことを選びました。
「社会保険労務士を専門家として依頼する以上、お客様から見ればプロです。でも、自分自身が未経験のままでは、プロとして仕事をすることに納得できなかった」
そう考え、実務を学んでから独立することを決めました。
開業したのは2025年10月。
20代での開業を目標に、資格取得から実務経験まで逆算して準備してきました。
あえて選んだ「渋谷」という場所
開業の場所として選んだのは渋谷でした。
東京にはさまざまな企業や人が集まり、ビジネスの機会も多い。
さらに、社会保険労務士の世界では平均年齢が比較的高く、若い開業社労士は決して多くありません。
だからこそ、
「若い経営者にとって、同じ目線で相談できる社労士になれるのではないか」
と考えました。
現在の顧客は、数名から10数名程度の企業が中心で、最大では70名ほどの企業もあります。
業種を限定せず、スタートアップ企業や中小企業を中心に、これから従業員を雇い始める企業などを支援しています。

「若さ」だけではなく、「英語」も強みに
若さだけが強みではありません。
幼少期にアメリカで4年間過ごした経験があり、英語でのコミュニケーションにも対応できます。
前職の社会保険労務士法人も外資系企業を扱う環境だったため、外資系企業の人事・労務実務について経験を積みました。
海外に本社を置く企業が日本に法人や支店を設立する際には、日本の法律に合わせた人事・労務の仕組みを整える必要があります。
そうした「ゼロから日本で人を雇う環境をつくる」部分を英語でサポートできることは、大きな強みです。
「若さ」と「英語」。
この2つを武器に、国内のスタートアップだけでなく、日本に進出する海外企業にもサービスを広げています。

「大きくする」より、「きちんと向き合える規模」を
来年の上半期には、まず法人化とスタッフの採用を目指しています。
将来的には事務所を大きくしていきたい一方で、何百人という規模を目指しているわけではありません。
現在考えている理想は、10人ほどの規模。
理由はシンプルです。
私が顧問先様一社一社に真剣に向き合っていきたいからです。
「自分の人柄を見て顧問契約してくださっている方に、最後まで自分自身がきちんと向き合いたい」
その思いを大切にしながら、少しずつ事務所を成長させていく考えです。
AIやDXを活用しながら業務の質を高め、人を増やすことだけを目的にしない。
人にしかできない仕事を大切にしながら、質を保ったまま成長する。
若さ、英語力、そしてテクノロジー。
これらを掛け合わせ、これからの時代に合った社会保険労務士の形を目指しています。
インタビュー後記
神奈川県庁職員から社会保険労務士へ転身し、若さと英語力を強みに、スタートアップや外資系企業を支える姿が印象的でした。特に「自分の人柄を見て顧問契約してくださった方に、最後まできちんと向き合いたい」という言葉から、顧客との信頼関係を大切にする姿勢が伝わります。AIやDXを取り入れながらも、人にしかできない仕事を大切にする。これからの社労士の新しい形に挑戦する姿が楽しみです。
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