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会社設立
会社設立にあたり株式会社にするか合同会社にするか迷っています。
東京都豊島区在住O様
（2年前の記事です） 掲載日：2022/10/17
株式会社会社を設立しようかと考えています。会社には株式会社以外にも合同会社があるようですが、株式会社のメリット・デメリットを教えていただけますでしょうか。
※ 相談者のプライバシーに配慮し、実際の質問内容を一部改変して掲載している場合がございます。ご容赦ください。
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クボトモ税務会計事務所
公認会計士・税理士
久保 智也
私がお答えします。
株式会社は合同会社よりも社会的認知度が高いため、取引先からの社会的信用度が高くなります。また、株式を発行できるため、融資を受けることなく資金調達することも可能となっています。
一方、株式会社は合同会社に比べて設立費用（登録免許税、手数料等）が多くかかります。また、株式会社の役員の任期が10年であり、同じ人が役員に再任する場合でも登記が必要となり、登録免許税がかかります。
将来的に株式上場を考えている方や取引相手が企業の場合は、信用力がある株式会社を選択しておいた方がよいでしょう。一方、コストを削減したい方や小売店、飲食店等のB to C事業の場合は、会社の認知度がデメリットになりにくいため、合同会社を選択するのありかと考えます。
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創業融資とM&Aに強みを持つ公認会計士・税理士。大手監査法人にて、金融機関を中心に監査業務に従事。その後、大手アドバイザリー会社では、M＆Aトランザクションサービスを中心に業務を提供しており、金融機関、ベンチャー企業及び事業会社に対する財務デューデリジェンス業務及び企業価値評価に従事。
独立後は税務会計顧問、資金調達支援、事業計画策定支援及びM&Aサポートを提供し、クライアントの様々な依頼に応えている。