どんなお仕事をしていますか？教えてください

歯科医院を経営し、自分も歯科医師として治療しています。ひとりひとりの患者さんとしっかり対話を重ね、ベストとなるゴールを決めてオーダーメイドの治療をしています。なぜその治療が必要なのか、放っておくとどうなるのか。メリット、デメリットを説明し、納得していただいた上で治療に進みます。歯や口の中の治療はもちろん、予防の観点や栄養面からもアプローチしているんです。

この仕事を始めたきっかけはなんですか？

学生時代に親戚の医師から勧められ、興味もあったので歯科医師になることを決めました。大学に入り、専門分野の勉強をする中で興味も広がり、楽しく勉強していました。当時は良い歯科医師になることが患者さんのためだと考えていて、歯科の中で最も学びづらく避けられがちな口腔外科に入局し経験を重ねました。入局して１０年が経った頃、総合的に患者を診たいと思う様になり、自分の歯科医院を開院しました。自分の道は自分で切り開きたいという想いもあったんです。



お仕事をする上で大事にしていることを教えてください。

患者さんが感動する仕事をすることを大切にしています。紹介での来院で、絶対的な信頼を持ってきてくださる方が多いのですが、満足の上に感動を与えられたらと思っています。自分が関わることで、患者さんはもちろん、スタッフも幸せにすることが目標です！治療のお話をすると、60歳になっても両側できちんと噛めるように治療・サポートしています。子どもの頃からはもちろん、50歳からでも60歳へむけてを意識していますね。10年後も同じ状況で維持できるような診療を提供していきます！

どんな人に先生の医療を届けたいですか？もしくはどんな相談が多いですか？

他院で難しいと言われた患者様が多いです。専門は顎関節なのですが、噛み合わせのご相談が一番多いですね。上手く噛めないという相談やセカンドオピニオンも多いです。この歯を抜かなきゃいけないことに納得がいかないなど。

セカンドオピニオンで気を付けるのは前の先生の意見を否定しないことです。否定すると、本人が傷ついてしまうんです。患者さんの口の中を否定しないで、噛める想像をしてほしい、そしたら治療も楽しくなるとお話ししています。

お仕事を通じて、今後どんなことをしていきたいですか？

今後も多くの患者さんが当院を選んで頂けるような魅力と信頼にあふれる歯科医院であり続けたいです。ありがたいことに口コミでお越しいただく患者さんが多く、予約が取りづらい状況が続いており、一人ひとりに向き合う時間が限られてしまっています。なので、最近では市民公開講座など一般の方も参加できる場所での講演もお受けしていて、様々な情報を発信しています。今後は国民の皆様の質問に広く応えられるような機会も設けて行きたいと考えています！

また、歯科全体の後継者を育てるために発信もしていきたいです。早くに正しい治療を学ぶことが大切なんです。

その他、告知や求人などがあればどうぞ。

告知：昨今、数日間の研修でもインプラント治療をはじめられる医院が増えていますが、同時にトラブルも散見されます。当院では、口腔外科専門医指導医として、大学病院と同等の設備を揃え、安心安全なインプラント治療をご提供できるよう心がけています。

求人：プロフェショナルな人材の育成、雇用に力を入れています。一人でも多くの患者様に感動していただけるレベルの治療ができるよう、環境を整えています。

インタビュー後記

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