まちの仕事人インタビュー
良い氣を活かし、仕事運~生活運を上げましょう!
風水コンサルタント  風水鑑定士 福岡 和昭 (ふくおか かずあき) さん インタビュー

大学卒業後に商社→IT企業企画営業→JFE関連企業と勤め上げ、

39歳で独立。広告代理店業務を行うも、廃業。

その後紆余曲折を経たのち2010年に現職の風水コンサル事業を開始。


これまでの経歴を教えてください

大学を出て商社に勤めました。当時景気が悪い中で入社したので、給料が良くなかったんです。すぐにIT業界に転職しました。そこでは企画営業を担当することになります。しばらくその会社で務めた後、現在でいうところのJFE関連の会社に転職します。仕事内容や収入も良かったことから長く続けていましたが、IBMと合併するということから早期退職することにしました。当時39歳だったのですが、心機一転自分で会社を作ることにしました。エンジニアが使うようなシステムやソフトウェアをPRするIT向けの広告代理店を始めました。良いお客様と巡り会えたことから、事業は好調でした。数年続けていると、お客様の層も変化が見られ、6~7割のお客様が外資系のお客様になっていきました。ご契約の金額も大きくなっていったんです。しかし8年目に入ったときに急遽右肩下がりに業績が悪化していきます。従来の2割くらいしか数字が出なくなってしまいました。メインのクライアントが次々とM&Aで買われてしまったからです。まさかこんな事態になるとは思いませんでした。なぜこんなことになるのか理由が知りたかった。誰に聞いてもそんなことわかるはずもありませんよね。


色々な方からアドバイスを頂く中で、今の仕事の師匠に出会うことが出来たんです。「私が事業を始めた年周りと、事務所の方位が合っていない。今すぐに事業を辞めなさい」と言われました。衝撃的な言葉ですよね。ただ、事業としてはすでに体裁を保てなくなっていたこともあり、結果としてその言葉通りに事業をたたむことになります。それに伴い自己破産、仕事もなければ家もなくし、妻とも離婚しました。まさかこんなことになるなんてという想いですよ。子どもたちは私が引き取ることになったので、そこからは本当に必死に働きました。フルコミッションの仕事で朝も昼も夜も駆け回りました。悔しかったですね。何でこんなことになるんだろうって。毎日毎日頭の中を駆け巡るんです。答えなんて出るわけがないのに。


その時、以前アドバイスをもらった師匠の所で、風水の勉強をしていたのです。6年間かけて鑑定士のライセンスを取ることになりました。するとどうでしょう。風水をかじり始めたことから、どの方角に『運氣』があるのかわかるようになってきました。その方角に向かって商材を売り歩いているとこれが面白いように売れるようになりました。最高月収で370万、最低でも120万という実績を出すことが出来ました。これ、初年度の成果です。驚きますよね(笑)ここで一気に運が開けたような気がしました。ところが不思議なことは重なるものです。その務めていた会社もM&Aでなくなってしまったんです。鑑定書のライセンスもとれたし、他の企業もリーマンショックの影響で大変だということで、2010年の3月に改めて自身で風水コンサルティングの事業を立ち上げることにしました。

壮絶すぎます!!風水コンサルは始めた当初うまくいったのでしょうか?(うまくいって欲しい)

事業開始から7カ月は鳴かず飛ばずです。毎日ご飯とみそ汁とコロッケですよ(笑)しかし7か月目以降は徐々に仕事が増えていきました。エピソードとして覚えているのは、2月に事業を開始し、その年の7月にふと山を歩こうと思ったんです。歩いていた時にあるお寺と神社に行ったら、韓国風水で「日本の中心地と定める」というお札が出てきました。その時点では特に気にも留めず、そこでお参りして下山しました。後日、風水の記事を書いてくれませんか?とか、インターネットラジオでお話していただけませんか?といった話が少しずつ出始めたんです。直接の因果は今でもわかりません。あくまでも一つのエピソードとして覚えている話にはなりますが、何か不思議な感じがしますでしょ?(笑)



―そういうこともあるんですね。嫌な質問をしてもいいですか?フルコミッション時代には売れる方角が分かったとのことでしたが、風水コンサルではそれはわからなかったのでしょうか?


よく言われます。しかし、後にお話ししますが、風水は神通力のようなものではありません。フルコミッションの仕事は商材がありましたし、その商材は誰もが知らないものではありません。つまり顧客層から認知されているものなわけですね。ところが風水コンサルなんてものは認知度がないわけです。一定程度知られていないとどうにもならない。その期間が私の場合7カ月を要したということになります。無形商材ですからね。SNSも当時あまりありませんでしたので、それだけ時間が掛かりました。



実際にどんなお仕事内容なのでしょうか?

メインの仕事は風水鑑定です。オフィスや店舗、ご自宅を拝見し、そこの状態を上げていくというのが仕事内容です。私の仕事上での成果というのは鑑定後、時間の経過とともにお客様の業績が向上したという報告を受けた際に感じられます。おかげさまで講演の依頼を受けることも多くなっていきました。全国の商工会議所や企業様から依頼を受けることも増えていきました。京王プラザホテルからはイベントの際に1時間半話してくださいと言われたこともあります。クルーズ船で1カ月間乗船して講演をしたこともありました。




ーえ?すごいですね!風水コンサルとはいまだにどんなものなのかよくわからないのですが、具体的にどうするものなのですか?


仕事上での表現としては鑑定した場所の『氣』を良くしていくというものです。わかりやすい事例でいうと、企業様を鑑定させていただいた話をしましょう。まず入口がすごい汚かった。この場合、中に入っても物が多かったり散らかったりしているということが往々にしてあります。こうした企業様は数字が伸びていない傾向にあります。なんとなくわかりますよね。これは、従業員が気持ちよく働く以前の問題です。どこに重要な書類があるのかわからない。探す手間もかかる。ストレスもかかる。社員同士で衝突も起こるでしょう。業績も悪化します。居心地の悪い会社は社員もお客様も気持ちが良くないので足が遠のくわけです。そういった現象から『氣』が悪くなっていく。逆に、玄関がきれいで応接間も整っているとお客様は居心地がよくなります。そしてお客様との商談の応接間もしくは会議室、それがどの場所にあるかが大切で、それによってお客様との商談の成約率が変わります。店舗の場合ですと、入り口から入って導線が時計回りなのか反時計回りなのかで実は売り上げが3割変わります。どこに一番売りたい商材を置くかで売り上げが変わります。スーパー等の棚を見ればそれがよくわかりますね。喫茶店の場合、どこに最初のお客様を入れると次のお客様が入ってくるか変わってくるんです。




ー実例をお伺いするとよくわかります。一般的に風水をわかりやすく表現するとどういうことなのでしょう?


一言でいうと『統計学』です。こういう場合にはこういう展開をした方が良いよという歴史的な経験を学問にしたものが統計学です。そしてそれは人によって異なるものです。場所の特性、土地の特性も考慮したうえでお一人お一人に合わせた形でアドバイスをしていく。それが風水です。非常にロジカルで学術的な側面も持ち合わせているんです。だから習得にも時間が掛かります。そんな簡単に理解できるものではありません。


腹落ちした気がします。風水コンサルを受けられた方のその後の実績などでお話しいただけることはありますか?

私のクライアントの方でいえば、こうしてくださいというアドバイスをさせていただきます。それに従って実践していただく。実行していただいた方の7~8割が効果を実感していただいています。しかし、継続していただけないと結果が出ないのは明白ですね。こちらからもクライアントには強い『氣』を送っていますから、確りそこは実践していただく必要があります。とはいえ、無形商材の性ではありますが信じにくい部分もありますよね。ですから1カ月で結果を出すという前提のもとサブスク方式を取り入れてやらせていただいているものもあります。


ーサブスクですか?具体的に教えてください。


これまでは鑑定が決まると、鑑定時間ごとに料金を頂いておりました。しかし昨今の物価高やそれに反して給与が上がらない状況も相まって、鑑定に二の足を踏まれる方が多くなってきた印象です。それであれば、1カ月間当初の予定の半額で鑑定を請け負って、結果が出た際に成功報酬という形で残りをお支払いいただく。これを2カ月目以降も継続したいと思われた方は同様の形式で継続頂くという仕組みです。私としては、1カ月で出来る限りのアドバイスをさせていただきますし、『氣』のパワーも送ります。


読者にメッセージをお願いします。

昨年の12月から今年の1月にかけて、お客様(自分を省く)の叶えたいことを募ったところ、合計40項目のご依頼が集まりました。本当に成果が出るかどうかをテストしたのです。33項目成功しました。82%の成果です。いくつかの例を挙げると、セクハラを受けていらっしゃる女性が、その加害相手から一定の距離を置くことが出来たり、年末の支払いに困っていた企業が突然受注が入ったことから支払いが出来たり、様々ではありますが効果を実感していただいています。売り上げを伸ばしたい、いい人材を確保したい、健康を維持したい、という方に関してはお力になれると思います。一方で、出来ないことも明確にしておきます。宝くじを当てたり、悪どいことに使うこと等はお断りをさせていただきます。統計論を駆使するという観点で、出来ないこともあります。


今の世の中は非常に不確定な状態で流れています。戸惑いやら言葉にならない思い、足をすくわれてしまうことが多い世の中です。自分たちがしっかりやることは勿論ですが、それ以外の対応策の中で統計に基づいたアドバイスができることもあるでしょう。また、冒頭から『氣』のお話をさせて頂いておりますが、我々は普段何かの『氣』の状態で生きています。良い時は元気・やる気・本気・平気・勇気・陽気・・・、悪い時は呑気、嫌気、陰気、殺気、病気、浮気・・・の状態です。つまり『氣』とは自身が得るエネルギーであり、『運氣』とはその時(タイミング)で運ばれてきたエネルギーを表すのです。皆様が以前よりも少し前に向けるように私の方で『氣』のサポートもさせていただきたいと思います。是非お声がけください。


インタビュー後記

誤解が多分にあったことをまずは冒頭にお詫び申し上げます。まさか風水が現代でいう統計論だとは思いませんでした。勉強不足で申し訳ございません。

とにかくお話を聞いていて、腹に落ちるとはこのことかと言わんばかりに納得致しました。先人たちが日々の生活や集団での営みの中で培ってきた経験を確率を基に言語化してきた学問だということが理解出来ました。そして、福岡さんが常々言われていた『氣』の正体が元気・勇気・やる気・・・のような『氣』であると言われた際になんとロジカルでアカデミックなものなのだろうと思いました。人間だれしも元気がなくなり、勇気も出ない、やる気もない状態では結果なんか出ません。逆に、それが湧き出てくる状況を作れば、状況は好転します。いかに一人一人に合わせてそれを実践するのか。言葉にすれば簡単ですが、やるとなると相当難しいことは私にもわかります。私もこれを機に是非見ていただきたいです。皆様もこの機会に『氣』の流れを変えてみませんか?

お問い合わせ

風水コンサルタント  風水鑑定士  福岡和昭

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東京都文京区目白台2-2-30 パーク目白台303

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MAIL:kaz@fusui1.jp

HP:http://fusui1.jp

*お電話相談の際、『区民ニュース』の記事を読みました。とお伝え下さい。