まちの仕事人インタビュー
文京区の相続専門税理士
やまもと 家族の笑顔 税理士事務所 山本 佳子 (やまもと よしこ) さん インタビュー


独立の経緯を教えてください

以前は相続専門の税理士法人に所属していましたが、実務は法人担当が中心でした。相続も「起こってから対応する」ケースが多くて。

でも本当は、生前から関与させていただいて、家族が揉めずに笑顔で最期を迎えるお手伝いがしたい。その思いが強くなり、独立を決めました。

独立には不安もあったのでは?

正直、勇気というより「切羽詰まって」ですね(笑)。55歳を過ぎると再就職は現実的に厳しい。

それなら自分で道を切り開こうと。同時に、人生100年時代、女性が55歳からでも独立開業できるというロールモデルになりたいという思いもありました。

なぜ「相続」に特化したのですか?

私が税理士法人勤務時代に得意としていた法人の大企業顧客を、私個人で新規開拓するのは難しいと感じました。一方、相続は個人向けのBtoCで、自分の想いとも一致する分野。

今は弁護士や司法書士などからの紹介が中心ですが、今後はチラシのポスティングや駅看板などで、文京区での認知度向上を考えています。

事務所の強み・差別化ポイントは何でしょうか?

ずばり、女性士業のネットワークです。ご周知のとおり、日本では男性よりも女性が10年も長生きです。

ですので、ご主人様が先に亡くなり、残された奥様やお嫁さんが相続手続きを担うことが多いのです。

そこで、女性の税理士・司法書士・行政書士が連携する“女性士業チーム”で、安心して相談できる体制をつくっています。

仕事をする上で大切にしていることは?

何よりも「家族の笑顔」です。お金が原因で家族関係が壊れてしまうのは、とても残念ですよね。

私は、ご家族一人ひとりの話を丁寧に聞き、気持ちに寄り添って対応することを心がけています。

やりがいを感じる瞬間は?

生前対策から関わり、無事に相続が終わって、「山本さんがいてくれてよかった。ありがとう」

と言っていただけたときですね。この瞬間が、何よりの喜びです。

これからの事務所のビジョンを教えてください

大きな組織を目指すというより、それぞれの強みを活かせるチームをつくりたい。

事務が得意な人、顧客対応が好きな人、それぞれが役割を持ってやりがいを感じられる事務所が理想です。

5年後に3人、10年後に6人程度の事務所を目指しています。無理をせず、段階的に拡大していきたいです。


インタビュー後記

山本先生の言葉から強く伝わってきたのは、相続を「手続き」ではなく、「家族のこれから」に関わる仕事として捉えている姿勢だった。

生前から関与し、金銭が原因で家族関係がこじれることを避けたいという思いは、一つひとつの対応の丁寧さにつながっている。


「切羽詰まって独立した」という率直さの奥には、55歳からでも道を切り拓けることを示したいという静かな覚悟がある。

女性士業チームによる支援体制も含め、安心感を何より大切にする事務所だと感じた。


円満な相続を通じて「よかったね」と言える家族を増やしたい。

その想いが、これからも多くの人に届いていくだろう。

お問い合わせ

やまもと  家族の笑顔  税理士事務所

東京都文京区白山4丁目33-21 ライオンズマンション白山1004

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*お電話相談の際、『区民ニュース』の記事を読みました。とお伝え下さい。