まちかどレポート

都の無形民俗文化財“水止舞”

2019.07.11

毎年7月14日に大田区大森東の厳正寺で行われる水止舞。
約680年の歴史を持つ東京都無形民俗文化財です。

水止舞とは…
1321年に起源をもつ、武蔵の国(現在の関東辺り)が大干ばつに見舞われた際、住職さんがワラで龍像を作って祈祷を捧げ、雨を降らせた。
しかし2年後、今度は長雨が続き、田畑が流出。
今度は獅子の仮面を3つ作って「水止(しし)」と命名。それを農民にかぶらせて舞わせ、太鼓を叩かせ、法螺貝を吹かせ、龍神に雨がやむよう、お祈りをしたところ雨は止み、人々は感謝の舞として、「水止舞」を捧げるようになったそうです。

ワラの龍神を使って雨乞いをする「道行(みちゆき)」と、
長雨を止ませた舞を披露する「水止舞」の前後半に分かれています。

雄雌二匹の龍神


前半の道行は大田区立大森東中学校の校門前から、藁で編んだ縄を渦巻き状に巻きあげた雄雌二匹の龍神の中に大貝(法螺貝)を吹く者が1名ずつ入り、威勢良く水をかけられながら、練りの道あけをします。

水がかけられる度に、響き渡る法螺貝の音も、
怒っているのではなく、高らかに雄叫びを上げている


進むにしたがい藁が水を吸うため、だんだん重くなる

30分ほどかけて、道行の列は厳正寺境内の舞台へ。

後半の水止舞は花籠二人を従えた赤い面の雌獅子と、黒い面の若獅子・雄獅子の三匹の獅子が、舞台上で奉納笛・唄に合わせて舞を披露します。

水止舞


奇祭と言われている水止舞。
約680年の歴史を持つお祭りを肌で感じてみてはいかがでしょうか?
龍神を間近で見る際はかなり水がかかってしまうので、濡れても良い服装、水濡れ対策を‼︎

写真は水止舞公式Facebookページよりお借りしました。
https://m.facebook.com/mizudome/

厳正寺水止舞保存協力会
https://www.mizudome.com/

奉納日時
毎年7月14日(雨天決行)
午後1時から午後3時
会場
浄土真宗本願寺派
柳紅山 嚴正寺(ごんしょうじ)
東京都大田区大森東三丁目7番27号

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