まちの仕事人インタビュー
 
株式会社CurioTech 代表取締役社長 小林 慶太郎 (こばやし けいたろう) さん インタビュー

ご経歴

平成22年3月 |静岡聖光学院高等学校 卒業

平成22年4月〜平成25年4月 |イタリアンレストラン Via del Borgo 主任

平成25年5月~平成27年3月|株式会社アネシス  副支店長

平成27年4月〜平成30年10月||株式会社 BuysellTechnologeis  エリアマネージャー(東海エリア管挙)

平成30年11月〜令和2年3月 |株式会社 STAYGOLD  新規事業責任者

令和2年4月~5月|会社設立準備

令和2年6月~現在|株式会社CurioTech  代表取締役就任


株式会社BuySell Technologiesにて約3年間、セールスおよび関西エリア支店長として従事。

入社初年度より歴代トップセールスとして記録を保持し、複数回のMVPを受賞。個人売上・粗利ともに社内最高水準を達成しながら、支店運営・採用・新人教育を並行して担当。


その後、株式会社STAYGOLDに参画し、「郵送買取事業・出張買取事業」の新規事業責任者に就任。

事業立ち上げから組織構築・KPI運用・マーケティングまで統括し、在籍中に売上12億円、営業利益2.4億円の事業部へ成長させる。


2020年6月、株式会社Curio Techを創業し代表取締役に就任。

2022年6月より催事買取事業「おたから金太」を立ち上げ、関東・関西を中心に事業を拡大。直営事業・FC事業・教育事業の三軸を基盤とした事業構造を構築。


2025年6月にFC事業を本格展開し、現在5社7店舗体制へ拡大。

直営・FCの両輪により事業規模を拡大し、組織は40名、年商20億円規模へ成長。

全国展開を進行中で、催事買取モデルの標準化と多拠点展開を推進している。

人物像と起業の原点

「24時間365日仕事」の全振り人生


自らを「一つのことしかできない人間」と表し、全時間を仕事に捧げています。

趣味は読書、サウナ、テニス、漫画(ワンピース、サンクチュアリ等)。

月1回、地元静岡のイタリアンレストランに通っていまして、料理がとても好きです。

師と仰ぐシェフは親父の様な、兄貴の様な存在です。


成人して働き始めたレストランで素敵な出会いがありまして、

そのパートナーとの出会いを機に「稼ぐ力」を求めて古物商の世界へと入りました。


下積み時代は、地図を片手に一軒家を回る「訪問営業」からスタートしましたね。

1年間は成績最下位でしたが、成績はトップになり、査定をする側となり、管理職まで登り詰めました。


その後、4社の買取企業を経る中で過酷な労働環境(休みなし、精神的疲労)や、報酬未払いなどの理不尽な経験があったのが大きいです。

「反面教師」として独立のきっかけとなり、経験が現在の経営スタイルの土台となっています。


キュリオテックの強み・他社との違い

単なる「物商売」ではなく「人商売」であることを徹底し、以下の3点を差別化要因としています。

①「人」への徹底したこだわり(人商売)

「お金、知恵、労力は人に使え」「得るより残す」という方針。

お客様の大切な品物を扱うため、身だしなみ(爪、靴、スーツ)や凡事徹底を重視。

これまでに一流のサービスを受けられた方々に、同等以上のサービスを提供する”銀座品質”の意識で接客を行います。


凡事徹底については他社さんにも真似してもらいたい事で、分子の奪い合いではなく、分母(市場や信頼)を広げることを大切に考えています。

②業界No.1の従業員還元と「相談役」としての地位

1人あたりの社会保険料負担は業界トップクラスです。

利益を会社が取りすぎずに社員に還元する事を大切にしています。

企業の利益とは相反しており単にお品物の仕入れ原価を抑えることをせず、どこよりも高くお買取させて頂くことを最年頭に、高度経済成長期に資産を築いた世代の「一番最初の相談相手」になることを目指します。

③ 規律と「四方良し」の精神

四方良しは、個人、組織、社会、お客様すべてが良い状態を目指す。

ルールに関しては「宗教的」なほど厳格にしています。

創業メンバーであってもルールを守れなければ徹底した是正勧告と共に、卒業を示唆する厳しさを持っています。


51:49の精神というものがあって、常に相手に多く(51)渡し、自分は少なく(49)受け取る。

「最後にこれだけは取っておいて」と言われた分だけを頂くスタンスが大事だと思うんです。


経営哲学はお金じゃない豊かさ。

幼少期の原体験や相続の現場を通じて、「お金だけが大事ではない」と痛感しました。

物の所有権が移る瞬間に立ち会い、その価値を”価値の分かる方にお繋ぎする”役割を担っているという意識を強く持ち続けたいです。


事業を拡大させながら「壊れない組織」を作るための設計図について語って頂きました。


事業戦略・FC展開構想

【事業課題と解決策】

現状のリスクは、私及び年長者個人の勘や能力に依存している状態では、店舗数が増えた際(特に1社4店舗以上)にガバナンスの管理不全や資金ショートで組織が崩壊するリスクがあります。

目指す姿は、社長がいなくても、誰でもミスなく回る仕組みを作ることです。


【具体的な戦略:壊れずに複製する構造】

適正規模の定義


無理な拡大はせず、「1オーナー×5店舗×都道府県数 = 235店舗」程度を一つの安全圏と想定します。

利益相反せず、オーナー様との連携が密に行える規模であることが、顧客への価値提供を最大化できる規模と考えている。

成功定義は1ラインの月次売り上げ800万円の達成です。


【システム化と標準化】

「意思決定の根拠」を本部で設計することです。

オペレーションフローを完璧に設計し、誰がやっても同じ品質(約束の形)になるようにする事が経営側の仕事だと思っています。

契約書、資料、日報などで「やるべきこと」を可視化して、

本部とFCオーナー間の認識齟齬をなくす事です。


【教育とインセンティブ】

教育担当(コーチ)へのインセンティブ制度を導入して、

FC店舗への情報共有やマニュアル徹底の意識共有の成功にコミットしてもらいます。


【永続性への想い】

「入社した社員の子供が入社できる会社」を目指しています。

短期的な利益(狩猟型)ではなく、家族を大切にし、長く続く関係性(農耕型)を構築していきます。


インタビュー後記

小林社長との共通の趣味があり色々とお話させて頂きました。

過去の苦労から得た「人として正しい在り方(51:49の精神)」を企業理念の核に据えています。

業界への想いがとても情熱的で、事業拡大に対しては情熱だけではなく、「誰がやっても失敗しない仕組み(ストラクチャー)」という冷静な一面もとても学びになりました。

「人間力」と「事業設計」の2軸で、業界の質向上と永続的な成長の仕組み構築のお話を聞かせて頂きました!

お問い合わせ

株式会社CurioTech

〒104-0061 東京都中央区銀座 6-13-9 GIRAC GINZA 9階 bizcube

HP:https://www.curiotech.co.jp

*お電話相談の際、『区民ニュース』の記事を読みました。とお伝え下さい。