宮内庁主馬班は、9月23日(月・祝)に馬事公苑(世田谷区)で行われた「第49回愛馬の日」において、打毬(だきゅう)を披露しました。
打毬は、馬術競技の「ポロ」とその起源を同じくし、中央アジアの一角に発したものであろうといわれています。
その後、奈良・平安時代には、端午の節会の際に行われる宮中の年中行事となりました。鎌倉時代以降は衰微していましたが、江戸時代に至り、八代将軍吉宗が騎戦を練習する武技としてこれを推奨したため、新しい競技方法も編み出され、諸藩においても盛んに行われるようになりました。
明治以降、日本古来の馬術は西洋馬術に圧倒され、打毬もまた洋鞍を用いる現代式打毬に転化されましたが、宮内庁主馬班には、現在、江戸時代(中期頃)最盛期における様式の打毬が保存されています。

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1.1 いいね! ('24/10/01 14:00 時点)