ドロっとした冷たいコンニャクのりの感触は今も右手に残っています。
「これを作らなければ日本が負ける」。
そう信じて、女学生だった林文子さん(名古屋市中川区)は名古屋陸軍造兵廠(しょう)千種製造所で黙々と手作りしていた。
それは、旧日本軍の秘密兵器「風船爆弾」でした。
――――――――――――――――――制作中日新聞社愛知...
コンニャクのりの感触は今も…秘密の「風船爆弾」を昼夜なく作り続けた林文子さん【2025年戦後80年へ】
中日新聞デジタル編集部
2024/8/22(木) 17:00