★★安田アドバイザーが行く！！～笠岡市の巻～★★

県教委では、昨年度から、文部科学省のコミュニティ・スクール推進員（CSマイスター）でもある安田隆人 地域学校協働活動アドバイザーを依頼のあった市町村教育委員会や学校へ派遣しています。

12月8日（月）には、笠岡市の第２回地域学校協働活動研修会に参加しました♪
推進員やコーディネーター、関係教職員等の約20人が集まっての研修会でした。
まず始めに、神島外浦地区で地域学校協働活動推進員として活躍されている堀内直美さんによる実践発表を聞きました。
防災士の資格をもつ堀内さんは、防災に関する取り組みとして、パッククッキングやハザードマップ作り、子ども達が作った防災体験館などを紹介されました。
また、地元の高齢者が集まる場所に時間があるときには顔を出すなど、日ごろから地域のために取り組まれていることを紹介されました。

次に、安田アドバイザーが「学校や地域の課題解決につながるコミュニティ・スクールの推進～地域と学校の連携・協働による地域防災の取り組みを通して～」と題して、校長時代の経験をもとに講義しました。
「防災」は、参加者が自分事として取り組めるテーマであることや、推進員の方が子どもの目線に立って取り組むことが大事であることなどを助言しました。

最後に、グループごとにKPTシートを使って、K（Keep：継続していくこと）Ｐ（Problem：課題）Ｔ（Try：やってみたいこと）を対話しながら書き出していきました。
継続していきたいこととして、「地域の大人が先生」「干し柿作って高齢者宅へ」、課題としては「無関心な人が多い」「防災が遅れている」「保護者に参加してほしい（一緒に活動を楽しむ）」などの意見が出ていました。
また、対話の中で、「学校運営協議会には管理職しか関わっていないところが多く、教員にまではなかなか浸透していない」「今の推進員たちが動けるうちに後継者を探さないといけない」などの声が聞かれました。

地域と学校が連携・協働することは、地域の教育力の向上や人と人の結びつきの強化など、人づくり・地域づくりへと繋がります。
安田アドバイザーの派遣依頼をお待ちしています！

派遣の方法につきましては、ホームページからご確認ください。
　https://www.pref.okayama.jp/page/900283.html

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2 いいね！ （'25/12/12 16:46 時点）