犬島へ行きました。
昨年出会った若者が「来年、犬島でなくなった郵便局跡地をリノベーションして郵便局にするんです」と言われて、とにかく気になってしょうがなく、ようやく視察へ行けました。

二年間のブランクを経て島にあらたに簡易郵便局が出来たのはとても素晴らしいと思います。若き局長さんのビジョンをお聞きするに、郵送お金の管理はもちろんですが、いわゆる郵便局業務をこえて、地域の繋がりの拠点になっていきながら犬島が離島のこれからの持続可能な振興モデルになっていくのではないか!とワクワクしました。その夢を実現するためにも、自治体の理解、協力は欠かせません。

郵便局にこられたお婆ちゃんが「かつては3000人ほど島におったんじゃ、グヒャヒャヒャ(ばあちゃん独特の笑い声)」を聞いてびっくり!この島にそんなに、今は30人ほど。3000とはいわなくても、良い加減な人口をキープしていかなければならないのは間違いないと思う。瀬戸内海の美しい景観は世界遺産レベルだから。ちょうど国際芸術祭をやっていて、多くの観光客がいたのはその証拠だとおもいます。だけど、人がいなくなると荒れ果てますね。

だいたい、全国的にリノベーションは別業態になるんですが、郵便局が郵便局ってめちゃクリエイティブです。そこからあらゆる作用も充分可能だし、それは、やっぱり地域に必要とされるものがベースにあってこそなのだと、あらためて勉強になりました。まさにエッセンシャルワーク。

地方創生は離島から。なんて、かっこいい。

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98 いいね! ('25/05/06 03:01 時点)