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【PART1】
大分市中心部に建つアートプラザ artplaza_oita は、市民による展覧会やワークショップなど、さまざまな表現活動が行われる複合文化施設です。無数のコンクリート製の梁(はり)が組み合わさったことによる堅牢さと、それとはまったく逆に、梁の内部空間を露出させることでいまだに建設工事が終わっていないかのような印象も同時に抱かせる不思議な構造は、大分市ゆかりの建築家・磯崎新(1931-2022)による設計。かつてここは大分県立大分図書館としてオープンし、多くの市民から親しまれました。
 この建物と磯崎新をテーマに建築家たちが作品発表を行う企画「Pickup Architect展 vol.1 HELLO ARTPLAZA」が10月12日(土)から21日(月)に開催されました。出品者は、ともに大分を拠点とする花宮亮さん ryohanamiya (株式会社神力設計)と原大地さん hrdichar (原大地ケンチク設計室)。建築設計以外にもさまざまな文化的活動に関わる2人は、1966年に産声をあげた建物とどのような対話を重ね、どんな作品をつくったのでしょうか?

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原大地(以下、原):
大学は福岡に出ましたが、生まれ育ったのは大分。それで地元に帰ってきて伊藤憲吾建築設計事務所に約8年間務めて独立しました。カフェなどの店舗デザインも手がけますが、そのロゴやシールのデザインもして、さらに時々はお店でコーヒーを淹れたりもしている(笑)。僕は建築の領域というものを建物だけじゃなくいろんなことに広げていきたいと思って活動しています。それで事務所の名前にも、カタカナで「ケンチク」と入れています。

花宮亮(以下、花宮):
僕も大分出身で、鶴崎工業高校を卒業してから日本文理大学で勉強して、その後、いまの会社(株式会社神力設計)に就職しました。2020年に前経営者から事業継承して、いまは僕が代表をしています。うちは行政との仕事も多くて、たとえばいまは児童クラブの設計や公立中学校の外壁と防水の設計を手掛けています。
 自分で事務所を立ち上げずに事業継承したことなど、「変わったやり方をするよね」と知人たちからよく言われるのですが、イラストレーションをやったりもするし、もちろん建築の研究もする。いろんなことをやってます。

この2人が仲良くなり、そしてアートプラザと縁を持つようになったのは、同館と大分県の建築家たちが共同開催した「ARTPLAZA U-40建築家展」がきっかけでした。2021年に終了するまで12年間にわたって行われた同展は、大分にゆかりを持つ40歳以下の若手建築家たちによるグループ展で、原さんと花宮さんは出品者やスタッフとして関わりました。コロナ禍の影響などを受けて終了した同展の意思を継ぐのが、この「Pickup Architect」です。

原:
「U-40」だけでなく、2人とも磯崎(新)さんと間接的にご縁があったんです。僕の大学の先生が磯崎新アトリエの出身だったり……。

花宮:
僕は磯崎さんの前期作品の形態分析を修士論文のテーマにしたり。

原:
今回の展覧会はオープンする2ヶ月前にアートプラザの方から依頼がありまして、この短期間で磯崎新やアートプラザについての作品をつくれるとしたら「研究もしていて、建物についても熟知している花宮さんしかいない!」と思って、お声がけしたんです。

花宮:
誘ってくれてありがとう(笑)。
【PART2につづく】

#おおいたの記憶 #デジタルアーカイブ #アートプラザ #建築 #磯崎新

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12 いいね! ('24/12/28 04:01 時点)