まちの仕事人インタビュー
日本酒の魅力をみんなで表現したい
We-ponshu 代表 安藤 裕子 (あんどう ゆうこ) さん インタビュー

出  身:西東京市

出身校:早稲田大学

何年生まれ:1976年

趣  味:お酒全般  読書

経歴  複数の会社でコンシューマーマーケティングに携わる。現在は自動車メーカーでDxに関わる仕事をしている。

自己紹介をお願いします

お酒は、醸造酒も蒸留酒も洋風も和風も泡もスティルもなんでも行けちゃうオールラウンダー。お料理とのマリアージュとか温度や時間による香りや味の変化を楽しみながらいただきたいので、基本ゆっくり飲みです。甘いもの合わせも好き。第一次日本酒マイブームは、学生時代に日本酒専門店でいただいた「十四代」がきっかけ。学生時代のまだピュアな舌に驚くほど香りの良い吟醸香が乗って、センセーショナルでした。そこから田酒」とか「浦霞」とか結構渋めのセレクトをするくらいに成長。社会人になって、しばらくシャンパーニュ、ワイン時代が続き、和食屋さんでもシャンパーニュをいただく生意気さ💦そして、weworkで日本酒の魅力に再会しました。それまでも、少しずつ日本酒戻りはしていたのですが、この日本酒メンバーに会って、いろんなお酒を紹介してもらっている間に日本酒自体の進化も知って、あっという間に再び虜になりました。

<好きなお酒> 重視するのは華やかな香りと余韻。ワイン浮気時代が長かったこともあって、どうしても香りの印象で語りがちかも。磨いたお米の醸す吟醸香も大事だけれど、酵母由来の香りが私的には決め手になっているような。。。メロンとかライチとか言われると、とりあえず反応します。高知のcel-24のパイナップル感が最近のお気に入り。あと、時間が経つと表情に変化が出るお酒は純粋に楽しくて好きです。


どんなコミュニティを運営しているのですか?

We-ponshは、Wework発の日本酒愛が止まらないのんべえ集団です。SNSやHPでの情報発信や勉強会の開催を通して、様々な人とコミュニケーションを取りながら日本酒の魅力を知ってもらうために活動しています。

We-ponshを作ったきっかけは何ですか?

学生時代に日本酒専門店で「十四代」を飲み、日本酒好きになりました。社会人になってからはしばらくワイン派だったのですが、weworkを通して今のメンバーに出会い再び日本酒の虜に。もっとたくさんの人に日本酒の魅力を伝えたくてこの活動を始めました! 

コミュニティを運営する上で大切にしていることは何ですか?

作り手や活動メンバーをリスペクトすることを大切にしています。

お酒は嗜好品なので、好みじゃないものもありますよね。でも「まずい」という言葉は絶対使いません。それが好きな人や心を込めて作った人がいるのですから、その気持ちを損ないたくないんです。だから否定せず、「こういう楽しみ方もあるよね」「こういう人が好きそう」という価値づけをするように心掛けています。人もプロダクトも。発信する立場の責任だと思っています。


今後、お仕事を通じてどんな事をしていきたいですか?

日本酒のコンテンツとしての力をいろんな人に届けたいです。日本酒に限らずお酒全般に言えることですが、日本酒はコミュニケーションツールとしても有効なんです。なんとなく敷居が高いイメージがあるかもしれませんが、邪道・タブーはありません。既成概念を取っ払うと新しい発見があるはず!楽しめる人が増えて、日本酒造りに携わっている人達ももっと活躍できるような世界が理想です。影響力をつければやれることも増えてきますし、みんながやりたいことを発信できる集団にしていきたいです。そのために仲間集めをしています。日本酒愛が止まらない人が増えたらいいな。



インタビュー後記

we-work渋谷の有志でいつのまにか集まったというWe-ponshの皆さんw。。。代表の裕子さんにお話を聴かせていただきました。個人的な話ですが私は前職がお酒の会社でしたが日本酒の取り扱いはなく、好きな種類の日本酒がいつくかあり、こだわるまではなかったですが、奥深く、造り手の想いや歴史が深い事は理解していました。裕子さんはそれぞれの酒造の想いや歴史にまで触れ、「この酒造のこういうところが好きなの」とか、2代目3代目についてまで知っているほど日本酒を愛し、楽しんでいる方です。語っているときの表情がとても素敵で印象的なんです。次回の集まりは私の好きな日本酒を持ってお邪魔しますね!

お問い合わせ

We-ponsh 代表  安藤裕子

HP:https://we-ponsh.com/

*お電話相談の際、『区民ニュース』の記事を読みました。とお伝え下さい。