校舎建て替えの為に解体が始まる前の向山小学校で、先日消防関係者による破壊訓練が行われました。半年以上前から行政財産を解体する最後まで有効活用するために、消防の実践訓練に活用してほしいと区に要望を続け、なんとか実現しました。当日は練馬消防署をはじめ、管内の平和台、貫井消防出張所の消防隊員、練馬警察署、そして練馬消防団など90名近い方に参加いただきました。

消防署隊はエンジンカッターによる防火扉の切断、削岩機による壁の破壊等、消防団はストライカーを活用した壁の破壊や万能斧でのドアの破壊などの訓練を実施しました。特に厚い鉄筋コンクリートの壁は削岩機を用いても簡単には壊すことができないということが訓練でよくわかりました。
このような実際の建物を活用した実践的な訓練は消防署、消防団含め滅多に体験することはできず、貴重な経験となりました。今後も解体等を行う施設の有効活用として、消防訓練等に提供いただきたいと思います。

今回の訓練企画を進めて頂いた練馬消防署をはじめ、校舎の提供にご協力、また当日参加いただいた教育委員会、施設管理担当部、危機管理室、解体業者の皆様に感謝いたします。
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