
税理士 細川雅央さん
1979年 新潟県三条市生まれ 45歳
明治大学出身
(カッコ内)はインタビュアー細井の独り言です。
◆税理士になるきっかけはなんですか?
20代後半から30代にかけては予備校講師で文系科目現文古文を教えてました。
当時の働き方は無茶苦茶で18時間労働3時間睡眠で仕事をしていました。
気づいたらある日声がでなくなってしまいました。笑
さすがにまずいと思って病院に行ったら抗生物質をもらってしまったので、
良くなるだろうとまたすぐに再開したんです。
リバウンドでさらに悪くなってしまいました。笑
このまま講師を続けられなくなり、
手に職を、と思って資格の学校TACに行ったら、
「2年で取れますよ」と税理士を薦められたんですけど、騙されましたね(笑)
2年で取得できるレベルの方はいわゆる資格スクールのホームページの1ページ目に載るレベルです。
ただ、税理士資格取得前に税理士事務所に転職活動を始めたんです。
まだ1科目も取得していない状態だったので、もちろんうまくいかず、
継続的に努力を続けて2科目取得してから所沢の税理士事務所へ転職をしました。
2年ほど卒業して他の事務所へ移ってから資格取得が完了しました。
(話の内容が面白くてついつい聞き入ってしまう笑)

◆他社、サービスの特徴などはありますか?
相続が多く、相続の申告もありますけど、相続コンサルティングが多いです。
賢い相続の仕方や事業承継のお手伝いをしていまして、
お客様は個人の方が多いですが法人もやってます。
後は富裕層の個人の方が資産管理会社を持っているパターンもありますね。
一族の相続で資産をどう分けるのか悩んでいて、
資産をどう残したいという相談がなどの、
生前に資産分割内容をどうするかコンサルティングしています。
このあたりは早めに相談をしてもらえると選択肢が多いので助かるんですよね。
(相続って考えるきっかけがないですけど、早いとできる事が多いですよね。激しく同意)
会社の株を持っている方だったりすると3年間は必要なので、
ご本人の考え方や資産状況に合わせてオーダーメイドですべてを行っています。
もっと早く連絡しておけば良かった。。となる前が良いですね。
◆どんなお客様やお悩みが多いですか?
富裕層の方、もしくは、業種で言うと地主さんなどの不動産管理業が多いです。
事業会社も担当しております。
お悩みで多いのは、富裕層の方でしたら、一族の後継者を含む方向性や相続税負担
会社経営者においては、資金繰りや自社株などの問題で悩まれている方が多いですね。
◆大切にしている考え方や理念を教えてください。
一番大切なのはクライアントファーストです。
お客様の利益を最大限に考えます。
もちろん利害関係などは考えず、金額だけではなく、
資産全体で一族皆さんやお客様が一番良いと考える最良の方法を考える事を考えています。
将来に向けてどうするかという考え方が3人のご兄弟がバラバラな状況から
一族にとって最善の選択肢になるようなお話をしたことがありました。
その時はご兄弟のうちの1人の依頼主からの条件を前提とした上で
3者が納得する形をとったので難しかったです。
(この話をまとめる能力があるって強いなぁ)

◆これからの展望を教えてください。
10月に独立をするのですがそこに向けて最大限準備をしています。
特に大切な考え方としてクライアントファースト、お客様第一でやっていきたいです。
とにかくフットワークは軽く、
今までは富裕層の方の相続がメインでしたが、
一般的な経営者の方も含めて法人も広げていきたいと考えています。
(対象を広げるとそれぞれの良い所がシナジー生みそう。)
◆皆さんへ何かメッセージはありますか?
長く伴走できる税理士に会いたいという方はご連絡ください。
作業だけのやり取りではなくて、
しっかりと本質をとらえた対応をさせて頂きます。
インタビュー後記
独立前のお話を伺う事ができました。
仕事への取り組み方、考え方はブレなくお客様第一。
お客様や一族にとって最善の方法を考える。伴走してくれるという安心感が素敵に感じました。
将来必ず起こる相続について考えておく重要性を相談してみてください。
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