つめをぬるひと3年ぶり個展「FAUCET」開催。「音楽と爪」人気作品の再販や新作も
ニュースタアギャラリー東京では、つめをぬるひとによる3年ぶりの個展「FAUCET」を開催いたします。
小さな爪に模写したCDジャケットや「今日のDOMMUNE爪」が話題となり、2014年からオリジナルデザインのつけ爪を制作・販売してきたつめをぬるひとさん。イベント出店やコラム連載も行い、ファッションブランドとのコラボレーション、2020年にはこれまでの活動やつけ爪のデザインを紹介する初めての著書『爪を塗る ー無敵になれる気がする時間ー』が発売されるなど、ネイルアートで押しも押されもせぬ人気を誇るひとりです。
2021年より、自身でセレクトした楽曲をもとに新作を発表し販売する月1企画「音楽と爪」を弊社ECサイトのニュースタアナウで定期開催してきました。美容とは異なる切り口で生み出される独自のデザインはファッションとカルチャーの橋渡しをにない、つけ爪ひとつひとつに添えられたタイトルの自由さも含め、ネイルアートの表現とファンの幅を拡張しつづけています。
本展ではこれまでに描いたCDジャケットや商品パッケージ、ロゴなどのつけ爪を一挙に展示。オリジナルつけ爪に加えて「音楽と爪」で人気だったデザインの再販や、新たに楽曲をセレクトしてつくった新作、著書も販売いたします。また新型コロナウイルスの感染状況を考慮しつつ、久しぶりの「爪塗り企画」も検討中。決定した場合は公式インスタグラムでお知らせいたします。
もともと手元にあった数本のネイルポリッシュと、日々の自分の楽しみを周りの人に見てもらうことの嬉しさから始まったというつめさんの活動を見ていると、好きな色がひとつでもあればいい、ネイルポリッシュを買ってみるだけで創造力につながっているのだと感じます。さらに他の色やテクスチャ、ボトルのデザインと、徐々に好きが広がっていく。最初から自分でつくれなくても「これは好きだな」を育てていくことの大切さを教えてもらいます。
手は、創作がうまれる場所です。手元にお気に入りの景色があり、それを見ると胸が躍って、手先やつま先まで実際以上に神経がいきわたっている気がして、どんどん体が動く。つめをぬる、つけることは生活を軽やかにしてくれるだけでなく、いつのまにか「自分も何かつくってみようかな」に心が向かうかもしれません。本展がみなさまの毎日を楽しく彩るきっかけになればさいわいです。
【作家コメント】
爪が視界に入ったときに
気持ちを立て直せる
角がとれて丸くなる
沈黙せず怒りをもつ
だれかに連絡をとる
そういったことのきっかけになれるような
爪が作れていたら嬉しいです。
【開催概要】
つめをぬるひと個展「FAUCET」
期間:2022年1月5日(水)− 1月16日(日)
会場:ニュースタアギャラリー東京
東京都中野区本町5-45-3 2F
営業時間:13:00〜19:00 月曜・火曜定休
TEL:03-6382-8218
Instagram:
https://www.instagram.com/newstaa_gallery/
https://www.instagram.com/newstaa_now/
公式サイト:https://newstaa.jp/
【作家プロフィール】
つめをぬるひと
爪作家。爪を「体の部位で唯一、手軽に描写・書き換えの出来る表現媒体」と定義し、「身につけるためであり 身につけるためでない 気張らない爪」というコンセプトで爪にも部屋にも飾れるつけ爪の制作・販売のほか、コラム連載や、音楽フェス・イベント等で来場者に爪を塗る「塗る企画」も実施。2020年に『爪を塗る ー無敵になれる気がする時間ー』(ナツメ社)を刊行。
https://twitter.com/nail_hito
https://www.instagram.com/nail_hito/
所在地
中野区東京都中野区本町5-45-3 2F