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一粒万倍(いちりゅうまんばい)とは、

一粒の籾が万倍にも実る稲穂になる

という意味。

何事を始めるにも良い日ともされ、

仕事始め、開店、出店、お金を出すことに

吉であるとされる。

一粒のヒントやアイデアが

あなたの運を万倍にする。

ビジネス評論家石塚 毅の

ビジネス系開運コラム。

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東京五輪汚職問題は電通、森元総理、と

かなり東京地検特捜部は斬り込んでいます。

余談ですが、当事者の高橋治之さんの

弟さんは「バブル紳士」として一世を風靡した

イー・アイ・イー・インターナショナルの

故高橋治則氏です。

兄も弟も晩年の運勢が悪いのですかね。

なんとも言えない想いがしますね。

 

 

1、 「業務スーパー」創業者はいま

 

「業務スーパー」を全国1000店舗以上展開する

株式会社神戸物産は東証プライム上場企業ですが

その創業者はいま、まったく別会社を起業していること

をご存知でしょうか?

 

その名も「株式会社町おこしエネルギー」。

地熱を利用したエネルギー開発を進める会社です。

 

 

2、 地熱発電の将来性

 

『町おこしエネルギーの代表者・沼田昭二氏は、

現在68歳。「業務スーパー」を運営する

株式会社神戸物産の創業者であり、元社長。』

 

『2017年に沼田昭二氏が、ご子息(現社長の

博和氏)に神戸物産の全権を譲渡した。』

 

『太陽光は昼間の晴れの日、風力は風のあるとき

しか発電しないので不安定。けれど地熱は24時間

365日、昼夜を問わず発電できて安定する。しかも

私たちがやろうとしているのは純国産。地熱の資源量

は1位のアメリカ、2位のインドネシアに次いで、

日本は第3位です』

 

『第4位はフィリピンだが、日本とは約4倍近く資源量

の差がある。そのため資源量では有望とされている日本

だが、発電量は世界で10位。「ポテンシャルは3位

なのに発電量は10位と遅れているのは、それだけ

地熱開発が難しいから。』

 

『大きなリターンが望めることへの期待や地熱を今後の

日本に残したいとの想いから業務スーパーの経営を

息子に譲り、自己資金を投じて地熱開発に取り組む

沼田氏。一体、どのくらいの自己資金を投じて地熱開発

をおこなっているのだろうか。』

(出典  bizSPA!フレッシュ 編集部)

 

 

3、 創業経営者の「セカンドキャリア」

 

後継者候補を次々とスカウトして次々にクビにしている

企業経営者とはマインドがぜんぜん違いますね。

 

業務スーパーの好調は、創業者がスパッと辞めて、

まったく新しい事業を起業していることにもあるのだな、と

思わず唸りました。

 

(了)




石塚 毅(いしづか たけし)

1970年生まれ。ビジネス評論家。担当実績7,000社、相談実績15,000人に

裏付けされた企業経営・ビジネスモデル・社風・人材の情報通で博覧強記。

話がおもしろい!と評判。

ご質問・ご相談などはこちらまで。

ishizuka@keiei-c.jp