
笠井行政書士事務所
代表行政書士 笠井慎一さん
昭和50年8月生まれ。福島県郡山市出身。郡山高校〜専修大学商学部会計学科卒。大学卒業後(株)八洋(清涼飲料水自販機の営業)での会社員生活17年を経て相続手続き専門の行政書士として現在に至る。
同い年の奥様とお子様3人と愛犬と賑やか毎日を過ごすマイホームパパで、趣味のサッカーでは現在も三鷹市の社会人1部リーグで若者に叱咤されながらも休日汗を流し、奮闘している。
営業マンから行政書士に転職した経緯を教えて下さい。
親族の相続や前職時代の部下の死亡事故など身の回りでの相続を目の当たりにして、知人に士業が誰もいなくとても大変な思いをしました。
自身の周囲の人達が同じ様に困る事の無いようお手伝いをしたいという想いが強くなり、サラリーマンから転職を決意しました。
お仕事で大切にしている事を教えて下さい。
私は故人様やご家族の想いを形にすること。そして寄り添ってお話をしっかりと伺うことですね。
行政書士として記憶に残るお仕事を教えて下さい。
相続の手続き、遺言作成というと毎回ドラマの連続です。その中で記憶に残る仕事といえば99歳の方の遺言書作成ですかね。あと45年前に亡くなった方の相続人34名との手続き、あれも時間も手間も掛かったお仕事でした。勿論ここでは載せられない様な案件は多数ありますよ(苦笑)。
ご依頼者から言われて嬉しかった一言って何ですか?
「絶対にもめると思っていた相続が、揉めることなくスムーズに終わったことは奇跡! 本当にありがとうございました!」
この一言を頂くとこの仕事に転職した甲斐があるなと思います。
ここ最近新たに取り組んでいる事はありますか?
新たに取り組むというよりは必要となる法律等含め、常に勉強と経験を重ねています。
相続手続きの専門家選びで大切な事を教えて下さい
「相続やってます!」と言う人は多いですが、本当に本業として数多くの経験をしている人は、実はとても少ないです。各士業含めて、本当に実務経験が豊富な方にご相談をされることが一番間違いもなくスムーズに進みます。「餅は餅屋」とはよく言ったもので、やはり「本当の専門家」にご相談されるのが良いと実感しています。
地域での活動をされていますか?
私の事務所は中野区ですが、年々、HPを見て、あるいはご紹介での中野区案件が増えてきています。少しでも中野区方のお手伝いができればと思っています。
このお仕事は好きですか?やりがいは何ですか?
勿論大好きです。一般的に行政書士は資格取得後に専門分野を決める方が多いですが、私は相続業務をやりたくてこの資格を取得しましたので、今はやりがいもあり、とても充実しています。
インタビュー後記
「前職時代の部下の交通事故死の時何もしてやれなかった事が私の人生の転機でした。」と語った笠井行政書士。行政書士という多岐に渡る職域の資格でありながら、「相続手続き」というジャンルに特化する理由がそこにあります。
独立間もない時期は、飲料水の自販機営業時代の人脈を活かしボウリング場や自動車学校といった人の集まる施設での集客イベントとして責任者に提案し、高齢者が集まる場所をお借りして自ら遺言セミナーや相続手続きに関する講演会や相談会を企画した等アイデアマンであり行動派の一面を兼ね備えています。
40代後半となった今でも趣味のサッカーで社会人チームで汗を流す日本一フットワークの軽い行政書士をとして、年間150以上の相続手続きを受任し、金融機関などの手続きだけでなく刀剣類の登録やマイレージの相続、ゴルフ会員権の名義変更など、細かな手続きについても対応可能な笠井先生。
煩雑な手続きが多い「相続手続き」という業務。遺言作成から相続手続きまで終活を今お考えの方は笠井先生をご指名下さい。皆様のお役に立ってくれる明朗快活な行政書士さんでした。
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