20250817

真夏に涼しい空間で古いものを見たい
という店主の純然たる欲からお声がけをし
決まった今展示販売会。

tametsu sugametsu加藤氏の前向きな姿勢が表れた
物量を前に、早々に会期延長を決めて延べ11日間
途中オーバーワークにより発熱しながらも1日も欠かすことなく店頭に立ちお客さんの相手をしてくれた彼には頭が下がります。
会期も前半、後半と販売物の魅せ方に合わせて展示替えをしたことで二度、三度と足を運んでくれた方も少なくなかったです。

個人的前半のハイライトは海底から引き揚げられた錆び錆びで開かないジュエリーボックスをご購入者と一緒に開封したこと。
「こんな事一生で二度と出来ない」と購入を決めてくれた方にお裾分けしてもらい貴重な体験を共にしました。
海底に沈んだ宝箱を開けるなんて、こんなロマン溢れる瞬間は本当に人生で二度と出来ない経験で、箱の横っ腹をドリルで破る作業中はずっと子供の頃にテレビで見てた大好きな徳川埋蔵金発掘ドキュメントが頭の中にフラッシュバックしていました。その高揚感たるや。ファンタジーの世界です。
そして箱の中からは一体何が出てきたのか、、、
それはその場に居合わせた方々のみぞ知る大切な夏の思い出です。
ちなみにその穴の空いた箱は花器にするそうです。
クレイジー。

そして後半のハイライトは最終日の閉店間際に
彼の師匠的な存在の方が見にきてくれた事。 
そして物を選んでくれたこと。
ためつさんは普段はオンラインストアのみなので、今回の展示をしたことで会いに来ることが出来たよとの言葉に、個人的には目頭が熱くなりました。お盆期間の大きなイベント仕事終わりに時間を作って顔を出してくださったことに感謝です。
ちなみにその方とは私も元々面識があるのですが
お久しぶりということもあり、最初その方の弟さん(店主と同い年)と勘違いしていて、途中までタメ口をきいていた事に気付いてから一気に変な汗が吹き出したことは内緒の話です。絶対に気付いてたかと思いますが何事も無くご丁寧に接していただいた器の大きさに頭が上がりません。

古物とそれに纏わる人々の物語にはロマンしかありません。

それぞれが楽しむ気持ちを持って脚を運び
持ち帰ってくれたその先にも。

またいつか。

tametsu.sugametsu

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65 いいね! ('25/08/20 18:00 時点)