20250719

次で遂にlast track!
なんて、一つ前で言ってましたが見返してみたら、いやいやもう一つあるじゃん、と気付いてしまったので、ここはサラッといきましょう。

track.4
シルキーロマンス / 大人企画室

以前の投稿で一度触れているのですが、
" 年齢に応じたナチュラルさ "
といことについての考察。

具体的に言えば、AUTHORは今季シルクらしいシルク(ノイシルク系ではないもの)を意識的に取り入れています。
意識的にというのは、まず元を辿ればここ一、二年の間に無意識的に気になった素材感がシルクが多い事に気付き、それはどういう感覚の表れなのかと向き合ってみた結果、年齢の積み重ねに付随する様々な感覚の変化に結び付いていると思い至りました。

"ナチュラルさ"というフレーズからは
主に素材感について、とりわけ麻や綿などの天然素材然とした生地を使った衣服のジャンルをイメージされる方が多いかも知れませんが、
ここでいうナチュラルさは、衣服を着る自分自身にとっての"自然体さ"を指しています。

これまでの自分たちにとっての自然体さ
これからの自分たちにとっての自然体さ

年齢を重ね、経験を重ね
これまでは少し気後れ感というか、背伸びしている感覚があるが故の不自然さがあったものに対して、ふとした瞬間に当たり前のものとして取り入れることが出来るようになっていく。
そこからはもう、それがあっての自然体なスタイルとして馴染んできます。

もちろん全ての素材感がそっくり入れ替わるということではなく、輪っかが広がることによってシルクという素材も着たくなり、どんどん普通に着れるようになっていくという感覚です。

今はまだ入口であり、シルク×コットン、シルク×リネン、シルク×ウール、など
様々な素材との交織を色々と試しているところですが、その試しの中で素材感の変化による幾つかの気付きがありました。

シルクという素材に置き換わることによって、取り入れてみたくなる色や、着れるデザインに広がりが出ということです。
コットンや麻だと、ちょっと強かったり野暮ったかったり、子供っぽく感じそうなものもシルクの生地なら「これなら着たい」と思えたりしたのです。

大人になると失われてしまうものが沢山あります。それと同時に得れる感覚があります。

歳を重ねていくうちに諦めていくものがある中で、それ以上に楽しめるものが増えていけたら、思い描く憧れの大人になれているのかな、と思えたりするのでしょう。

ぜんぜんサラッとしなかった!

まだまだ大人には程遠い。

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26 いいね! ('25/07/20 20:01 時点)