雪に閉ざされた黒部峡谷(富山県黒部市)で、薄暗いトンネルや足がすくむほどの高さの鉄橋を歩く人たちがいる。
“逓送さん”と呼ばれる彼らは、奥地の発電用ダムに泊まり込む関西電力職員らに荷物を届けるのが使命。
重さ10キロほどにもなる書類や食料を背負い、厳冬の黒部奥山を歩く。
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酷寒を歩く、使命を背負い 「逓送さん」黒部ダムの生命線
中日新聞デジタル編集部
2025/2/12(水) 17:02