=====================

日本では、お金を不浄のものとみなして、教育の現場で触れずに来たといわれています。


みなさんも、お金に対する様々な知識、

自信ありますか?


自己責任が叫ばれる時代、人生の夢をつかみ、生活を守るためのお金の知識は今まで以上に重要です。それを老若男女のみなさんに学んでいただくための機会を提供するため、金融知力普及協会は活動しています。

=====================



はじめまして、金融知力普及協会の鈴木と申します。


ちょっとなじみのない名前の団体で、警戒される方もよくいらっしゃいます。ネットや電話帳で調べてきたのか、「多重債務で困ってます!何とかしてください!」というご相談の電話がかかってくることもあります。


どんなことをやってるのかといいますと、例えば「エコノミクス甲子園」というイベントを全国の地方銀行さんと共同で実施しています。これは、高校生を対象にしたお金に関するクイズ大会で、各都道府県での地方大会で優勝すると、東京で実施される全国大会に出場できる。そこで優勝するとニューヨークの研修旅行にご招待!今年で第14回大会を行いました。全国500の高校から2500人が参加しています。



高校生にもなると進学するにしろ就職するにしろ、自分のお金のことは自分でマネージしていかねばなりません。しかしながら、高校の現場では受験勉強が優先されます。先生もお金の勉強は大事だとわかっていながら、やはり後回しにされてしまいます。


そこで、学校の外で、少しでも興味を持った高校生の皆さんに、社会に出る前に最低限のお金の知識を学んでほしい。という目的で実施しているものです。もちろん高校生の参加費は無料で、金融機関のみならず多くの企業さんからの寄付によって成り立っているイベントです。


あ、国からの助成はいただいておりません。民間の寄付のみによって成り立っています。一見似たことをしている団体は多いと思います。FXの勝ち方を教えます!みんなで大家さんになって不労所得を得ましょう!負けない株の買い方があります!みなさんもそんな広告をインターネットなんかで見たことだあるのではないでしょうか?だいたい高額の授業料をとってますよね。私たちは非営利活動法人ですので、そのような儲かりそうなことはやりません。


その代わり寄付をいただいて幅広い若者や社会人、高齢者の方に大事なお金の基礎を学んでもらうきっかけを提供しています。人生を実り多いもにするために、「お金という道具」の使い方を学んでいただく事が我々のミッションです。次回からいろいろなお金にまつわるお話をしていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。


※多重債務のご相談はこちらhttps://www.fsa.go.jp/soudan/のページから状況によって相談先を選びましょう。

我々の団体は多重債務解決のお力になれません。



著:鈴木 達郎


講師略歴

鈴木  達郎(すずき  たつろう)


プロフィール

1975年  兵庫県生まれ  いて座  A型

1997年  上智大学比較文化学部卒。

外資系経営コンサルティング会社、ネット広告代理店などを経て、

2005年  金融知力普及協会へ参画。

2007年4月より同協会事務局長。

全国40以上の地方銀行が実施する「全国高校生金融経済クイズ選手権エコノミクス甲子園」やハートフォード生命保険とのコラボレーションで作成した「二つのお財布で考えるセカンドライフのお金ワークブック」、カードゲームで経済を学ぶ「経済TCGエコノミカ」など企画・実現。

沖縄県金融人材育成事業にて中高生向けの金融経済教育の授業を企画・実施。

2010年  野中ともよ(ジャーナリスト)との共著で「8歳からのお給料袋」執筆・出版。

2016年  絵本「おかねなんていらな~い?」をポプラ社より出版。


特定非営利活動法人  金融知力普及協会 理事 事務局長

NPO法人金融知力インストラクター。