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一粒万倍(いちりゅうまんばい)とは、

一粒の籾が万倍にも実る稲穂になる

という意味。

何事を始めるにも良い日ともされ、

仕事始め、開店、出店、お金を出すことに

吉であるとされる。

一粒のヒントやアイデアが

あなたの運を万倍にする。

ビジネス評論家石塚 毅の

ビジネス系開運コラム。

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ジャニーズ問題がどんどん拡がっていますが

強さと弱さ、盤石と崩壊は背中合わせ

なんだなぁとつくづく思います。


1、日経ビジネス10月9日号


「編集長インタビュー」というコーナーが

ありますが、今号はヤマダHDの会長兼

社長CEO 山田 昇氏でした。

3回読み直しました。

ぜひご一読いただきたいです。


2、赤ペンチェック


「創業者が一番持っているのは、使命感

だと思うな。いくら頭が良くても死ぬ気で

やるという人間には勝てませんよ。そこら辺

の差」


「しゃべっている言葉は一流だけど、

行動は伴わない経営者多いんじゃない

かな」


「今だってそうですよ。今だって死ぬ気で

やっています。それはもう人一倍負けない」


「いろいろ悩んできましたが、正直に言って

社内で育てる以外にない。小売業はやはり

現場が一番わかっている人間じゃないと

難しい。同業他社を見てもサラリーマン社長

はやはり苦労しています」


「敵対するより持ちつ持たれつでやっている

わけです」


「デジタル社会においては店舗だけでもネット

だけでも駄目」


「店頭のデジタルトランスフォーメーション

(DX)」


「ネットがあるから店頭で売れ、

店頭があるからネットで売れる。

そういう商売になっている」


「中核となる大型店とその周辺のサテライト

店に分け、ネットワークの再構築を進めて

います」


「LIFE SELECT は今後10年から20年

は通用する業態だと考えており、全国展開

していきます」


「日本の家電の市場規模7兆円、リフォー

ムが約7兆円。家具インテリアも数兆円あ

る」


「暮らし丸ごと戦略で、事業規模はすごく

大きくなる可能性が高まります」


山田昇氏の隠れたベストセラーに「ヤマダ

電機の礎」があります。この本は非売品で

同社の周年記念で制作された本なんです。

個人的に10年以上かけて探してネット

オークションにたまたま出品していたのを落札

して買いました。

これは本当に凄い本です。山田氏に対する

認識が一変しました。

さすがヤマダ電機を一代で2兆円企業に

した方だけのことはあります。

 

(了)



石塚 毅(いしづか たけし)

1970年生まれ。ビジネス評論家。担当実績7,000社、相談実績15,000人に

裏付けされた企業経営・ビジネスモデル・社風・人材の情報通で博覧強記。

話がおもしろい!と評判。

ご質問・ご相談などはこちらまで。

ishizuka@keiei-c.jp