住職オススメ本シリーズ📕
「仏教の大意」　鈴木大拙

金沢の鈴木大拙館を訪れた折に求めた本です。
この本の初版の帯には次のような言葉が記されていたそうです。
「天皇皇后両陛下への御進講　文化国家建設の基盤となる仏教の真髄を説く」と。
人間はいつも受働的ではいない、落ちかかる太陽をも呼び戻したい気がする。それは愚痴だ、それは惰性的盲動だといわれよう。如何にもその通りである。が、「さはさりながら、さりながら」を繰り返すのが人間なのである。この一節には講演が昭和21年4月23日と24日の両日になされたという時代を大いに想起させる。

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16 いいね！ （'25/04/28 22:00 時点）