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一粒万倍(いちりゅうまんばい)とは、

一粒の籾が万倍にも実る稲穂になる

という意味。

何事を始めるにも良い日ともされ、

仕事始め、開店、出店、お金を出すことに

吉であるとされる。

一粒のヒントやアイデアが

あなたの運を万倍にする。

ビジネス評論家石塚 毅の

ビジネス系開運コラム。

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まったくの個人的な見解で恐縮ですが、

大変化時代だな、と直感したのは2019年です。

社会もビジネスもガラガラポンで変わる。

個人と会社の立ち位置が変わる。

社会がフラット化するので

既存ビジネスも対応できなければ消えてしまう。

簡単にいうとこういう考え方なんですが、

理解してくださる方は少数派で、

ほとんどの人が「ふーん」という反応でした(笑)


コロナショックは業界・業種・職種・エリアで

「部分災害」です。

全部ではない、というのがポイントなんです。

ですから、業界・業種・職種・エリアごとに

個別具体的な対応が必要なのです。


外食業やホテル業ですと

営業・集客・販促ではなく

ビジネスモデルそのものを

見直さざるをえないのです。

対応は当然早い方がいい。

しかし戦術の誤りは取り返せるが、

戦略の誤りは命獲りになる。

会社規模が大きいほど

取り返しがつかなくなる、

というのもこの時代の特徴です。

経営者は夜も眠れないのでは?と思います。


最近DX(デジタルトランスフォーメーション)

化の促進とかよく言われてますが、

企業によっては家にたとえるなら

ヘタに改築するよりも

全部壊して新築した方がいい、のでは?

ガラガラポンで自社を見直す覚悟が必要なのでは?

と思います。


先日、

「外食が業態転換加速  吉野家・ロイヤル、

宅配専門店参入」2020.9.29日経朝刊

と報じられてました。

次の一手としてはまあ、そう来るでしょう。

しかし、宅配業態は難易度が高いのです。

だから思うように成功はしないはずです。


こういう局面は

社内人材だけで考えても難しい。

むしろ社外の優秀人材で従来セオリーを

平気で無視できる人をたくさん集めて起用

して新会社を10社も20社も創った方が

結果が出ると思うのです。


最近ビジネスシーンでスニーカー履く人が

ホント増えましたよね。

スニーカーは自由の象徴です。

従来発想や既存のしがらみをガラガラポン

するにはまずドレスコードから壊さないと。

明日からスニーカー履いて仕事しませんか。



石塚 毅(いしづか たけし)

1970年生まれ。ビジネス評論家。担当実績7,000社、相談実績15,000人に

裏付けされた企業経営・ビジネスモデル・社風・人材の情報通で博覧強記。

話がおもしろい!と評判。

ご質問・ご相談などはこちらまで。

ishizuka@keiei-c.jp