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一粒万倍(いちりゅうまんばい)とは、

一粒の籾が万倍にも実る稲穂になるという意味。

何事を始めるにも良い日ともされ、仕事始め、開店、

出店、お金を出すことに吉であるとされる。

一粒のヒントやアイデアがあなたの運を万倍にする。

ビジネス評論家石塚 毅のビジネス系開運コラム。

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マイナスをプラスに

もうすでにウンザリ感があるので〇〇ナショックとあえて書かないで本稿は進めたい

急激な景気の悪化、ビジネス環境の激変をどうプラス受信して

チャンスに変えるか、考えてみることにしたい。


語弊があるかもだが、こういう時に「真面目に一生懸命やる」こと

の方がリスクは大きいと思う。

「悲観的に準備し、楽観的に対処せよ」という危機管理の格言もある。


前職時代に、大先輩から直接伺った記憶が甦る。

リクルート事件の時、社内では

「難しく考えるな。単純に考えて行動しろ」

「嫌なことがあったら、酒飲んで早く寝ろ」

と徹底していた、という。

ゆえにマスコミのバッシングは続いたが、社員はそう凹むこともなく、

業績が落ちることもなかったという。


どんなビジネスでもいい時もあれば、悪い時もある。

どんな事業だって儲かった時期はあったのだから。

しかし年月を経た事業は年々競争が激しくなり儲からなくなる。


本業で儲けよう、元に戻そう、と考えないで、

現在状況を次の儲けネタのプラットフォームと考えたらどうか?

未来が見える気がする。次のネタ探しに絶好の場所に居ると

考えたら視野も変わるはず。


ビジネスには必ず黄金率が存在する。

主たる事業と関連事業、アパレルなら定番とファッション、

外食ならグランドメニューと季節メニューなどなど。

いまはこの黄金率を見直す時期でもある、と考えられる。


そして最後に言いたい。NHKも民放もコロナ感染の情報垂れ流しは止めるべきだ。

日本政府はオリンピックの中断を宣言して、

日本にしかできない対抗策を矢継ぎ早に打つべき。


そして何よりも国を挙げて大人と子どもの精神のケアをすべき。

みんな相当なストレスがかかっている。

心が壊れたら、元に戻すのは本当に難しい。

心が元気なら、判断も間違えない。

決して独りで抱えずに!目の前の状況はあなたのせいではないのだから。



著:石塚 毅


石塚 毅(いしづか たけし)

1970年生まれ。ビジネス評論家。担当実績7,000社、相談実績15,000人に

裏付けされた企業経営・ビジネスモデル・社風・人材の情報通で博覧強記。

話がおもしろい!と評判。

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ishizuka@keiei-c.jp