本日、石手寺のニ王門をくぐってすぐ左手にある阿弥陀堂にて、畳敷きから板間への復元作業を行いました。
長らく物置のように使われてきたこのお堂ですが、かつては本堂だったとも伝えられています。
不要な物を整理し、板間に戻すことで、“祈りの場”としての本来の姿を少しずつ取り戻しつつあります。

建立は慶長年間(1596〜1615年)頃とされ、石手寺で最も古い阿弥陀如来像をお祀りする、由緒ある建物です。
北面の柱には、数百年前のお遍路さんによると思われる墨書きが残り、火災の痕跡も確認されています。
こうした歴史の積み重ねから、有識者のあいだでは「重要文化財に指定すべきではないか」との声も上がっています。

今後は、ご祈祷や供養法要に加え、文化体験の場としてのレンタルスペースも検討しています。

この貴重な文化財を未来へつなぐため、石手寺では現在、クラウドファンディングに挑戦中です。ご支援・ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

🔹ショート寄進(三重塔・鐘楼の修復)
https://ubgoe.com/projects/908
🔹ロング寄進(創建1300年記念・全体支援)
https://ubgoe.com/projects/909

#石手寺 #元祖遍路 #四国遍路 #阿弥陀堂 #畳から板間へ #墨書き発見 #重要文化財候補 #クラウドファンディング #寄進プロジェクト #創建1300年記念 #三重塔修復 #松山観光 #愛媛旅行 #51番札所石手寺 #寺院スタグラム #templelife #ishiteji #ehimejapan #japanesetemple

続きは Instagram で

72 いいね! ('25/06/26 02:00 時点)