日経平均株価279円安 東エレクが映す市場の不安心理:日本経済新聞
7日の日経平均株価は反落し、前日からの下げ幅は一時300円を超えた。
市場で関心を集めたのが、半導体関連株の代表格である東京エレクトロン株の下落だ。
前日の好決算にもかかわらず4%安となった。
根底にはトランプ米大統領の関税政策が米中対立の激化を招くとの懸念がある。
相場影響度の大きい東エレク株の失速は、日本株の上値の重さを示唆している。
日経平均の終値は前日比279円(1%)安の3万8787円だった。