今日から参議院議員選挙が公示され勝負の夏が始まりました。
選挙に臨む全ての候補者に敬意を表します。

激戦区の千葉県選挙区から「石井準一」「豊田としろう」の2候補が自民党公認で立候補しました。
2議席確保のためお力をお貸しください!

昨日、松戸市議会は市長交代後初の6月定例会を終えました。

初日の6/18に副市長と監査委員の選任議案が提出され、特に6/1に終わったばかりの市長選で松戸市長と争った小玉氏を再び副市長にと提案された人事が「賛成22反対20」と賛否が拮抗し話題となりました。私も反対しました。

議会が終わり全ての議案の審査が終わったので、私が反対した経緯と理由を以下に書きとめておきます。

・前提条件として、松戸市はかなり以前から副市長(2007年以前は助役)を2人までおける条例上の根拠はあったが、時の市長によって運用はかなり違いがあった。
・過去、内部昇格の助役(現在の副市長相当)が2人いた宮間満寿雄市長時代、それぞれの派閥が内部にできてしまい市長急逝後の市長選挙に2人とも立候補するなど禍根を残した。
その経緯があって当選した川井敏久市長時代はずっと助役(2007年の地方自治法改正から副市長)を1人で運用してきたが、本郷谷健次市長時代に業務多忙を理由に副市長を2人にしたいという相談が内々で議会にあった。
議会は当初この過去の経緯から難色を示したが、2人目の条件として国か県からの派遣で特定の政策を進めやすくなるなら良いのではと容認の姿勢に。
これを受けて2019年7月1日に国土交通省から副市長の派遣を受けることとなった。

一見ノーサイドの美しい姿に見えるが、本来であればこの副市長の枠は上記の経緯から外部から受け入れるためのものであり、国土交通省出身とはいえ選挙のために一度辞めた小玉氏を、選挙で争点となり政策が合致しない部分の扱いを整理せずに再登用するのは性急な感が否めない。

・また、人事の特に副市長人事のような重要案件は最も繊細に扱うべきであるにも関わらず、今回の副市長人事の話は選挙直後から様々な方面から噂話がはいってきており、新聞各社が事前報道をするなど異例の展開となった。
実際にある報道機関の記事では、会派の幹事長に取材もなく我々が会派で話し合いをする前に「市民クラブは賛成する方針」と報道されてしまった。(写真②)

これらを踏まえて、採決の前日に会派内で数時間かけてとことん議論をしました。
結果、会派としてはまとまらず個々に賛否を表明することとなりました。

当日の本会議での質疑や討論の様子はインターネット議会中継でご覧ください。

令和7年6月定例会 ー 06月18日 本会議
議案第10号
https://smart.discussvision.net/smart/tenant/matsudo/WebView/rd/speech.html?council_id=49&schedule_id=1&playlist_id=5&speaker_id=0&target_year=2025

事後にも多くの記者や市民からなぜ賛否がここまで拮抗したのかと問い合わせがありましたが、「賛成した人達は小玉氏個人についてを判断し、反対した人達は政策や経緯という筋論を見て判断したもの。あくまで一案件に対する賛否なので、今後の議会での議案の賛否が常に難しくなるような話ではない。」と一貫してお応えしています。

小玉氏個人の能力や人格には全く問題ないと思っていますので、決まった以上は全力で職務にあたってもらいたいと思います。

また、今議会の議案質疑や一般質問の答弁に精力的に立たれ自分の言葉で伝えようとする松戸・新市長の姿勢は大変素晴らしいと感じました。

是々非々の姿勢で、前向きな市政運営に協力していきます。

これ以外にも多くの出来事があった市長選後初めての議会について、より詳しくご報告するためいつものように市政報告会を開催します。

日時・2025年7月12日(土)15:30〜16:30
場所・松戸市市民交流会館「すまいる」多目的ホール

ゲストも何人かお越しいただく予定ですので、多くの皆様のご来場をお待ちしております。

続きは Instagram で

47 いいね! ('25/07/16 18:01 時点)