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一粒万倍(いちりゅうまんばい)とは、
一粒の籾が万倍にも実る稲穂になる
という意味。
何事を始めるにも良い日ともされ、
仕事始め、開店、出店、お金を出すことに
吉であるとされる。
一粒のヒントやアイデアが
あなたの運を万倍にする。
ビジネス評論家石塚 毅の
ビジネス系開運コラム。
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寒暖差が激しいですね。
4月に夏日が続くなんて!
くれぐれもご自愛ください。
1、見てて腹が立つ
4月16日のNHKスペシャル「証言
ドキュメント日銀異次元緩和の10年」
をぜひ見てみてください。
もう見事に「他人事」なんです。登場人物
全員が。
机上のエリートがどういう人たちなのかが
よくよくわかりました。
特に某日銀理事の
「日本にとって何が必要かを発見する
10年だった」
にはハラ立ちましたよ。
そんなことに10年もかけるんじゃない!
だからエリートってタチが悪いのです。
2、三本の矢でないと
「3本の矢」とは、日本の経済政策で
あるアベノミクスの中で、黒田東彦日銀
総裁(当時)が2013年に提唱した
経済政策の3つの柱のことです。
具体的には
1金融政策の大胆な緩和
2柔軟で成長戦略的な財政政策
3構造改革
1は量的金融緩和政策を実施。
インフレ率の目標を2%に設定するなど
金融政策を通じてデフレ脱却を目指す。
2は大規模な財政支出を行い、景気を
刺激することで経済成長を促進する。
3は労働市場や規制改革などを通じて
日本経済の持続的な成長を実現する。
当たり前ですが3本そろわなくては
うまくいかなかった。
特に成長戦略といいながら消費税を
10%に上げたり、構造改革も決定的
に進んでませんよね。
3、かつての人口ボーナスはもうないのに
いまだ高度成長時代の日本を前提に
金融政策考えているのかな?と。
経済運営には人口動態の変化が非常
に大きな影響力を持ちます。人口減で
高齢化する時代に大学教授が机上で
書いた政策は通用しないという現実です
よね。
新しい日銀総裁は70超え。
副総裁2名も60代。
もっと若手でいないのか?こう考えるのは
私だけでしょうか。
(了)
石塚 毅(いしづか たけし)
1970年生まれ。ビジネス評論家。担当実績7,000社、相談実績15,000人に
裏付けされた企業経営・ビジネスモデル・社風・人材の情報通で博覧強記。
話がおもしろい!と評判。
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