瑞穂大納言小豆 🌱
  
12/4(水)、SHUKAで使用している瑞穂大納言小豆を育ててくださっている、京丹波瑞穂町の樂農庵さま rakunoan の農場へ、スタッフ皆で行ってきました。
  
7月末に皆で種蒔きをした畑も、この日収穫していただきました。

今年の小豆は酷い熱中症を引き起こしており、凶作の年となってしまいました。長すぎた猛暑で、粒の大きさや色づきに影響が出ています。全国的にカメムシも前年の約3倍とのことで、虫食いの豆も目立ちました。例年は水捌けが悪く収量が少ない畑が今年は丁度良かったそうです。

また、私たちが種蒔きした種菓専用の無農薬農場は消毒など一切していないので、収穫量も減ってしまいます。毎年小豆を育てているプロの農家さんでも、種という一粒のいのちを環境変化に対応しながら、私たちの生活に寄り添った農法で育てていくのは、とても難しいことなのだと感じます。

収穫された小豆は、鞘から出す→ゴミをとる→大きさを判別・選別→牛革で磨く→色彩判別(色づきの悪いものをはじく)という工程を得て私たちのもとへ納品されます。(工程の多さ、機械の多さに驚きました...!)工程の途中では、見た目の悪いものや割れてしまって産業廃棄物になってしまう小豆たちが存在しています。この小豆たちをどうにか美味しく食べられないか...私たちも考えてみたいと思います。

樂農庵では、小豆を収穫した後の畑は、枕畝が美しい小麦畑へと姿を変えています。毎日、暑い日も寒い日も畑で作業されている農家さんたちですが、樂農庵の皆さんはいつも笑顔で楽しそうにされているのが印象的です。

自分たちで蒔いた種、改めて一粒の大切さを感じました。
森本さん、樂農庵の皆さん、貴重な体験をありがとうございました。
そしてこれからも、よろしくお願いします。🌼

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42 いいね! ('24/12/07 07:33 時点)