文化観光サポーターの近藤・公庄です!

今日は、私達の住む庵我地区にある、由良川藍をご紹介🌱🌱🌱
 
先日雨で定植が出来なかったので、工房で藍建をしました。
藍染めには、青色となるインディゴ成分を含んだ藍の葉を使用します。
天日乾燥させた葉に水を含ませ、2週間から1カ月ほど自然発酵すると、染料の素となる「すくも」が完成✨✨
そのすくもを使って染色液を作ることを「藍を建てる」と呼び、水に漬けて軟らかくしたすくもに苛性ソーダを加えて練り、石灰やブドウ糖、60度の湯を加えて攪拌(かくはん)することで液体にします。
この際に表面に、浮く泡が藍色に変化すると染液の完成✨✨
これが藍の花です🌸

ここ福知山では、なんと600年ほど前から由良川流域で藍が生産されていました。
福知山城を築城した戦国武将の明智光秀が整備した城下町には、点在していた25軒もの紺屋(染物屋)を集めて「紺屋町」がつくられたほど藍染めが盛んな地域でした。
当時の農家は米と蚕、藍で生計を立てる方が多く、由良川が氾濫しても藍だけは水に強いため、暮らしが大変助かったそうです。
全国的に藍が衰退する中、京都府内で最後まで藍が栽培されたのが福知山市の庵我地域でしたが、100年前を最後に藍の栽培が途絶えてしまいました。
そんな藍を復活させ、取り組む人達がいます😊

由良川藍を宜しくお願いします!

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3 いいね! ('25/05/08 14:00 時点)