苦境の日産、危機感乏しい幹部人事 市場の不信感拭えず:日本経済新聞
経営不振の日産自動車は、立て直しへ経営幹部の配置替えを決めた。
最高財務責任者(CFO)など一部の担当分野の入れ替えにとどまり、経営体制の刷新まで踏み込まなかった。
財務体質の改善に向けたリストラ策は検討中で時間がかかっている。
危機感が乏しい状況に、市場の不信感は拭えていない。
10日開いた取締役会で、日産の経営会議に相当する「エグゼクティブ・コミッティー(EC)」メンバーの担当を変える人事案を決め