1994年生まれ。横浜市青葉区出身。学生時代よりスイミング、野球、バスケ、柔道と数々のスポーツを経験した後、国家資格の柔道整復師として、渋谷駅徒歩7分の場所で、「パーソナルボディケアSHIMOMURA」を開設。 趣味はカートレース。
身体の動かし方と状態により、メニューは変わる
今の仕事をはじめられたきっかけを教えてください。
中学生の頃から、膝に痛みを抱えていたことで、スポーツをするうえでの制約があり、高校の部活を引退したときには、この問題を解決できる『スポーツトレーナー』になりたいと考えるようになりました。専門学校に入学後すぐに、専門学校のＯＢが副院長をされている接骨院で、修業を兼ねて働き始めました。朝から夕方まで週６で働き、夜間の専門学校に週５で通う生活を３年間続けましたね。仕事と勉強を同時に進めたのは、今振り返ると大正解で、現場で見たものが授業で取り上げられることも多く、自分の学びが深まりました。丁寧に教えてもらったこともあり、同級生と比べると、かなりの場数を踏むことができたと思います。ただし、仕事を掛け持ちしたことで、卒業前に受ける国家資格試験に向けて十分な勉強時間を取ることができず、専門学校の先生からは「下村は、まず落ちるだろう」と言われるほどでした。実際、専門学校で行われた試験対策の補講などは参加することができなかったのですが、当日の試験では、現場で学んだことを思い出しながら回答することで、何とか一発合格を果たすことができました。
仕事の特徴はどのような点にありますか？
『パーソナルボディケアSHIMOMURA』は、身体の専門家による、ひとりひとりに合わせた施術をコンセプトにしています。いきなり決まったメニューをこなすのではなく、まずはカウンセリングという形で、色々とお話を伺うようにしています。まずは普段の「身体の動かし方」。これは、仕事や趣味、生活スタイルにおいて、立っていることが多いのか、座っていることが多いのか、身体に負荷のかかる状況がどれだけ発生しているのかなどを伺います。次に「身体の状態」の確認。身体の硬さや、身体が痛いと感じる動きなど、現状把握と分析を行います。最後に、それらの情報から、ひとりひとりにあったマッサージやストレッチを適切な時間行い、身体の不調を解決に導きます。完全予約制で、個室にてマンツーマンのボディケアを行いますので、周りを気にすることなく、安心して施術を受けていただけます。
症状を見極め、的確な施術により改善する
どんなお客さまからのご相談が多いですか？
専門学校時代から働く接骨院の掛け持ちもあり、平日の施術は、21時以降と少し遅い時間帯になっています。そのため、お客さまは20代～30代の仕事終わりにいらっしゃる方がほとんどです。また、定期的にご予約をいただくお客さまとは、２週間に１回のペースでお会いすることが多いですね。ご相談の理由は「身体をケアするため」「身体のことをもっと知りたい」「ストイックに身体を絞りたい」など様々ですが、施術後に最も喜んでいただけるご相談は、「腰が痛い」「片頭痛がする」「むくみが取れない」「身体が硬い」など、何か症状が出ており、身体の不調を抱えている人です。他の病院で匙を投げられた症状が解決した時には、本当に感謝されました。「身体が軽くなった」「腰痛が改善した」など、ストレスから解放された喜びをネットで書かれるなど、レビューも結構良いんですよ（笑）
仕事をするうえで心掛けていることを教えてください。
お客さまの「症状を見極め、的確な施術により、改善につなげる」ことです。例えば、肩こりひとつを取っても、いつから、どんな風に、デスクワークの有無、車の運転の有無、趣味、生活スタイルなど、さまざまな要因が重なって影響していることが考えられます。症状名から一方的な判断をしてしまうと、効果の少ない施術を案内してしまう恐れもあります。私は、出来る限り症状の改善につなげたいため、カウンセリングと、触診・視診による身体の状況の確認を欠かさず、そのうえでひとりひとりにあった施術を行っています。これからも、自分の技術を使って多くの方にサービスを提供していきたいと考えています。ご興味ありましたら、お気軽に公式LINEをチェックしてください！ご相談、お待ちしています！
インタビュー後記
下村さんが、日々パワフルに働くスタイルは、20代という若さだけではなく、仕事に懸ける情熱によるものが大きい。本人は謙遜するが、ベンチャー企業の若き経営者を思わせる活動量は、お客さまを含め、周囲に好影響を与えていることだろう。さて、原稿を書いていて、少し腰が痛くなってきた。これは下村さんに相談だ。
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