まちの仕事人インタビュー
看護師の生き方をデザインする
一般社団法人NURSE 代表 坂本 一城 (さかもと いっき) さん インタビュー

出 身:北海道札幌市

出 身 校:東海大付属高輪大高等学校⇒神奈川県立衛生看護専門学校

年   齢:1988年6月12日生まれ

趣 味:キャンプ・サウナ・ゴルフ

職歴・経歴

日本鋼管病院  循環器呼吸器病棟勤務3年・横須賀市立市民病院呼吸器血液内科勤務約6年・横須賀市立看護専門学校教員2年を経て、フリーランス看護師にて2年目。そして、グラフィックデザイナーとして2年目。

新しい看護師団体を設立します

                    看護師にメリットしかない団体を作ります。看護師さんの人間性が好きだから。


新しく創る団体は、どんな団体ですか?

国家資格の正看護師、准看護師、保健師、助産師を所持している人だけが入会できる、全く新しい団体です。多くの看護師は、今の働き方に疲弊しています。身体的負担、それに伴わない給与体系、やりたい看護ができないことや人間関係により、看護を楽しめない環境となり、やりがいを感じられなくなってしまうんです。また、労働環境の問題についても、改善しにくいんです。日々時間に追われることが多い中でチームプレーを求められるので、人間関係の歪みが生まれやすく、業務の改善は困難なんです。そして人材確保のための問題も多くて、離職率が高かったり、採用する側の知識や目的の曖昧さがあり、採用後の離職が止めらない。それでいて善意のある看護師が身銭を削る事になり、自らの生活の質を上げることができない現状があります。私が目指すのは、このような課題を解決するために、『看護師の新しい働き方の創造』と『今ある職場の改善』そんな団体を創っていきます。

新しい団体を作ろうと思ったきっかけを教えてください

教員時代の挫折がきかっけでした。それまで、順風満帆な看護師人生を送ってきたつもりでしたが、その時期に、自分のやりたい事が明確になってきたんです。全ての人たちがみんな幸せになってほしいと思って仕事をしていましたが、看護師の仕事をしていたからこそ見えてきたことがあります。それは、看護師が幸せだと、全ての人に幸せを提供できるということです。看護師はなぜ疲弊し、上手くいかないのか?その理由が、働き方そのそもにあり、凝り固まった風習などが問題なんだと言うことが分かったんです。看護界では、看護師の個性は必要とされず、”看護はこうあるべき”に縛られています。だからそういう常識を壊していきたいと思ったんですね。

仕事をしていく上で、理念や大切にしている事は何ですか?

私は、『看護師として働く人が好き』です。ホスピタリティ溢れる看護師達が素敵だと思うからです。だからこそ、デメリットを無くし、自分らしく幸せになれる、そんな世界づくりをしていきます。

                                        白衣は白くなくたっていい


新しく作る団体を通じて今後どんな事をしていきたいですか?

せっかく取った看護師の資格を活かした仕事をしていってほしい。多様化する働き方を看護師たちにも知ってほしいし、自由な発想で人生を歩んでほしいと願っています。看護師の社会的価値を高めて、永く続けられる職業にしていきたい。


新団体が提供するコンテンツは大きく3つです



『看護師が自立するためのオンラインサロン』  『看護師が独立できるプラットフォーム』  『看護師がヘッドハンティングされる新しい雇用形態』  今後、詳細をアップしていきますので、ご期待ください!


インタビュー後記

坂本さんと出会って、看護師の概念が変わりました。本気で看護師さんを応援するお約束をしました。看護師になる人達が持つホスピタリティーは、本来は病院にいる患者さんのお世話をするだけではなく、予防看護で力を発揮していただき、もっともっと憧れられる職業にしていっていただきたい!そう思いました。看護師さん一人ひとりの個性を尊重したっていい。それぞれが自立して、医療現場や看護、介護が必要な現場からスカウトされるようなNURSEたちをどんどんつくっていってもらいたいです。そうしたら、みんなが良質な看護を受けることができ、坂本さんが言うように、全人類が幸せになって行くのではないか?と私も思います!

お問い合わせ

一般社団法人NURSE

HP:https://camp-fire.jp/projects/view/632388?list=challenge_popular

個人:https://instagram.com/ikkikkis?igshid=YmMyMTA2M2Y=

*お電話相談の際、『区民ニュース』の記事を読みました。とお伝え下さい。