先週は暑い日が続いていましたが、今週は雨が続いて幾分過ごしやすいのかなと思っておりましたが、やはり夏ですね。雨が降っても気温は先週より低いくらいで、エアコンを必要とする日は続いておりますね?特に私が暑がりだからなのかもしれませんが、みなさんはいかがですか?

 

第36話でもお話しさせてもらいましたが、今年は例年以上に「熱中症」の話題がメディアやインターネットなどにも数多く掲載されており「熱中症」の文字を見ることが増えて参りました。

 

熱中症についての報道は、「〇名が搬送された」とか「熱中症によってお亡くなりになった」などの報道がなされている中、ネットニュースではある記事が話題となっており、私も読ませてもらいました。

 

その記事というのは、ある現役の僧侶がTwitterでつぶやいた内容で、まさかの「一人でお墓参りに行かないで!!」というものでした。現役の僧侶が一人でお墓まいりに行かないでというとなんとなく、怖い系のお話しなのかと身構えてしまいますが、実は熱中症対策としてのツイートだったのです。

 

現役僧侶の方のツイートは「お墓参りには出来れば2人以上で行って下さい。1人で行かない方がいい。熱中症で動けなくなると発見も遅れて危険です。」という内容です。

 

続けて、「墓は日陰が少ないし、やけた墓石、コンクリートで石窯オーブンです。」とみなさんに伝わりやすい言い回しで続いております。

 

また、次のように続けております。「久しぶりの墓参り、張り切って掃除すると時間も忘れやすい。休憩、水分、同伴者、お忘れなく」と締めております。

 

これからお盆に向けてお墓参りをする人が多くなるなか、注意喚起のために投稿されたようです。それに対するコメントも「本当に熱中症になりかけた」や「墓参りに行って熱中症で倒れた高齢者を助けたことがある」など、お盆の墓参りに対してこんな危ない出来事があったというコメントも数多く見られました。

 

なかには、「叔父が墓参りで熱中症になり、そのまま帰らぬ人となった」というコメントもあり、せっかくお墓参りという素晴らしい行為をしているのに、お墓参りに行ったからお亡くなりになったという変なレッテルを貼られて欲しくないのに、お墓参りに行くことがダメとならない為にも、複数人でお墓参りに行って欲しいものです。

 

私は、お墓参りは行ける方々は定期的に行っていただき、手を合わせてご先祖様から素敵な人生の中での大切なヒントを預かって欲しいと考えております。だからこそ、この猛暑の中一人でのお墓参りは避けていただきたいし、この記事を読んで「確かにそうかも!!」って思っていただけると嬉しいです。

 

まもなく、お盆の時期ですが、霊園は熱中症になりやすい場所という認識をもっていただき、家族で気にしながらご先祖様供養をしていただければと思います。また、こまめな水分補給を心掛けて、首元に熱を集めないように、できるだけ首元にひんやりしたものを当てながらお墓参りしてくださいね。

 

 

 

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著:一級葬祭ディレクター 小林大悟