神戸市長は、「非核証明書提出」のない米艦船の神戸港入港を許可する暴挙!
50年の非核「神戸方式」を踏みにじることは、許せません!
日本共産党神戸市会議員団は、神戸市並びに港湾局に撤回の申し入れを行いました。

神戸市長 久元 喜造 様
神戸市港湾局長 長谷川 憲孝 様
2025年3月21日
日本共産党神戸市会議員団
団長 森本 真

非核証明書提出のない米艦船の神戸港入港許可に対し断固抗議し、撤回をもとめる
要望書

本日(3月21日16時)に、核保有国である米国海軍艦船「USS WARRIOR(ウォーリア)」の神戸港・摩耶埠頭への入港を、非核証明書の提出がないまま神戸市長が許可したことに断固抗議し、その撤回をもとめます。
今回の入港に際し、神戸市側は日本政府(外務省)が「核兵器を搭載していないことにつき、我が国政府として疑いを有していない」旨回答があったこと、並びに「米国政府と港湾局が会談し、日本に入港する米国艦船には核兵器が搭載されていない旨、意見交換したこと」を論拠にしているが、これは成り立たない議論です。
神戸市は、神戸市会決議「核兵器搭載艦艇の神戸港入港拒否に関する決議」に基づき、この50年間、神戸港に入港を申請する外国艦船には、例外なく「非核証明書」の提出を求め、この立場を厳守してきました。
今回の非核証明書の提出がないままでの入港許可は、50年に渡る市会決議の立場を放棄するものであり、絶対に許されるものではありません。
久元市長は、2月26日本会議「非核『神戸方式』につきましては、従来の考え方を変えるつもりはありません」と明言されていましたが、自らの言明さえ放棄するものと言わざるを得ません。
3月19日に日本共産党神戸市会議員団の申し入れの際に、港湾局副局長は「3月17日に入港申請があり、今回のような急な申請は異例」「非核『神戸方式』を厳守し、非核証明書の提出を必ずもとめる」としていました。阪神港長から港湾局長には既に2月18日には、「米艦船入港」について通知があり、3月7日には市長から外務省に対し「米国海軍艦船『USS WARRIOR(MCM10)の神戸港入港に係る紹介」を要請しており、組織ぐるみで党議員団に虚偽の報告をしていたことも許されるものではありません。
市民と議会に虚偽の答弁をしながら、市会決議である「非核『神戸方式』」に風穴をあける非核署名証明書の提出のない米艦船の入港は絶対に認められません。重ねて、抗議するとともに、入港撤回を厳重に求めます。

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10 いいね! ('25/03/23 05:00 時点)