事務所名:
金村龍那事務所
役職・氏名:
衆議院議員・金村龍那
生年月日:
1979/4/6
出身地:
愛知県名古屋市
国会議員になった理由
東日本大震災の時に、被災地で【吉野家】の牛丼を振舞うまでの運営がきっかけに
もともと、23歳から33歳まで10年間、議員秘書をしており、政策実現をしていくためのスタッフという位置付けでした。
その中で、当時応援し続けてくださっていた企業のうちの一つであった「吉野家」が被災地で暖かい牛丼を提供したいと申し出があり、東京から石巻まで、牛丼を振舞うまでの運営を統括していました。
この経験をきっかけに、自分自身が政治に携わる中で、社会を直接良くする立場になりたいと思い、都議会議員選挙に立候補しました。
会社を経営し、拡大していく中で自問自答
都議会議員選挙は残念ながら落選してしまいました。その後は、政治の世界には戻らず、障害児支援の事業を経営し始めました。
100人規模の会社をマネジメントするにあたり、社員には、「目の前の人を幸せにしたいなら事業をしなさい。多くの人を幸せにしたいなら政治家をしなさい」と伝えていました。
私自身、事業を拡大していく中で、事業家として生きていくのか、政治家にもう一度チャレンジするのかと自問自答した上で、政治家を選びました。
また、政治家を選択したもう一つの理由として、経営者のままでいくと、500人程度の障害児とその家庭、地域までしかサービスを提供できない壁に直面しました。
その時、政治自体がしっかりしなくてはいけないと自覚し、政治家を目指すきっかけとなりました。
今の仕事で大切にしていること
努力した人が報われる社会
現在の日本は、格差拡大が広がって固定化しており、負のスパイラルから抜け出せないという国民が多いのが事実です。
産まれた環境によって、本人の努力に関わらず、先が決まっている人生しか歩めない人を生産している現状を、政治でしっかりと止めなければいけないと思っています。
生活の営みの土台は、政治でしっかり提供し、一方で、土台を提供した後の答えまでは政治で提供する必要はないと思っています。
人の営みの土台は政治で責任を果たすべきであり、努力した人が報われ、努力しなかった人が報われない。報われなかったとしても、またチャレンジできる。
こういった選択肢を増やすための社会システムや経済成長をしていく必要があると思います。そして、挑戦し続けられる、格差の固定化を脱していくことが今の日本の目標でもあります。
本当に困っているのは、中間層の人たち
格差の固定化を脱していくことが目標ではありますが、どうしても、日本は困難な人を助けることに目を向けられがちです。実際、本当に困っているのは、中間層の人たちなんです。中間層に政治が手を差し伸べていないことが、日本の経済が成長していないことにつながり、生活が豊かにならない仕組みになっています。
こういった、中間層にいる国民が多く存在することが、少子化につながっていると僕は思います。
例えば、上場企業に勤めている夫婦でも、自分たちがゆとりをもって暮らしていこうとすると子どもが1人か2人になってしまう。ここをボリュームアップしていくためには、所得層の構図を変えていく必要があると思います。
日本の成長を作るためには、人生の選択肢を増やすための、社会システムや経済成長をしていかなければならないと思います。
現在の仕事の将来展望
武蔵小杉の東横園芸で購入した壺だそうです
国会改革の実現
国会をしっかり改革をして、国民の代表として行政府と立法府が緊張感を持っている関係を築いていかなければならないと思っています。
現状では議論をはっきりせず、政府の大臣の意見ばかりがクローズアップされています。そうなると、国民は、「議会っていらないんじゃないの?」「政治って何やっているかわからない」と感じてしまいます。
行政を改めるのではなく、立法府である、国会そのものが、しっかりと改革を実現して、権限を強化して不必要なものを規制していく。これを実現することで、自ずと国会の権限が強くなり、国民の代表となっていきます。
私たちが声を上げ、影響力を増していけば、国民の声が届いて、与党である自民党がその声に耳を傾けざるをえない状況を作っていく必要があります。
無駄を省く
国会改革を通して、国会のあるべき姿を与野党がきちんと議論できる国会法案を作っていき、本来の姿を取り戻すための改革をしていきたいです。
改革をすればするほど、無駄な時間とお金を排除していくこととにつながります。
つまり、無駄なものを排除していくことが国会改革。この改革が実現すると、最終的に官僚と国民が対等になっていくのではないでしょうか。
また、無駄を省くという日本維新の会の主張が、国民の理解を得ているから、選挙で支持を増やしていると私は感じています。
今後成し遂げたいこと
情報公開と第一野党
まずは、情報公開をしっかりするべきだと思います。
政治活動は、制限を置く必要はないと思いますが、何に使ったか、明確にするべきです。
日本維新の会は、お金の流れは明確にしています。また、情報が明確になれば、無駄が省けることにも繋がります。
また、成し遂げたいもう一つのこととしては、第一野党になることです。
同じ政党が政権を担い続ければ、アップグレードはされません。
現状維持・微修正など、問題があった所だけ、応急処置をするのではなく、社会システム自体の仕組みを大きく変えていくことが必要と考えています。
将来的に与党になったら、政権の前半は、今のシステムを改めることに集中し、無駄をなくします。そして後半は、未来への投資をしていきます。
そうすると10年くらいで政権の役目は終えます。そして政権交代をして、新しい政権がまた直近3年くらいを反省し、改め、また自分たちのビジョンに基づいて未来へ投資をしていく。このサイクルが重要だと思います。
日本維新の会のビジョン
若い人たちに投資をする
持続可能な社会を作らないと日本は成長性がないと思っています。
若い人たちや、子供に投資をしていき、その子たちが、30年50年経った時に、この国で良かったと思える社会を作りたいです。
今更、40代の私たちに、子育て支援策や少子化対策とかするよりも、若い人たちが結婚したい、出産したい、育児したいと思える社会に投資したほうが生産性が上がります。だから私は、自分たち世代を素通りして、若い人たちに投資すべきだと思います。
日本維新の会が体現しているのが、【教育の無償化】です。教育費の削減は、家計の負担軽減につながります。
教育費の削減が、これからの若い世代にとっては一番子育てをしたときのイメージにつながると思っています。「教育費が無いから、出費は生活費だけになる」これが一番わかりやすく、日本維新の会はこだわって主張している点です。
行きつけのグルメ
レトロな喫茶店
私は、名古屋出身なので喫茶店文化が根付いています。休みの日は、喫茶店に行って朝ご飯を食べることが定着した町で生まれ育っているので、そもそも喫茶店が好きです。あと、私自身が喫煙者なので、喫煙が出来る飲食店というのは、家族経営をしている小さな喫茶店というのが特例で認められています。今やそういうった場所が地域の人たちにとっては、井戸端会議をする場所になっています。高齢者がよく行く病院、喫茶店、美容室でだいたい噂話は回っているんですよ(笑)そういった意味では、喫茶店に行っていろいろなお話をお客様やマスターとするのが好きです。
地元の皆様にアピールしたい仕事に対するこだわり、想い
新陳代謝・流動化・世代交代
イノベーションによって私たちの生活や働き方はアップデートされているのに政治だけが硬直化し取り残されています。これは政治が都合の悪い議論を先送りし続けてきた結果だと思います。
私は政治において最も大事なのは新陳代謝・流動化・世代交代だと思っています。この三つを実現し、強いリーダーシップによって既得権を打破してきたいと考えています。
インタビュー後記
情熱的で真っ直ぐな政治家でした。日本を想う素晴らしい議員の方だと思いました。こんな議員が沢山増えていってほしいと願っています。
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