コロナウイルスにより、婚活業界でもオンラインを利用することが増えてきたのはこちらの連載でもお伝えしてきました。
マッチングイベント、お見合いから、会員同士のデート、ご入会手続きまでオンラインで可能となりました。
最近では仲人主催のイベントで「オンライン女子会」「オンライン男子会」など婚活をしている同性同士でのオンラインイベントを数社共同で開催しているところが増えています。
会員様も「なかなか普段は婚活をしている同士に会うことがない」ということで日頃の悩みや疑問など、いろんな仲人さんに聞いてもらおう!とゆるーい座談会形式なので、楽しかったと大変好評を得ております。
そこで出てくる質問で多いのが、「交際中なのですが、いつ深い話はしたらいいのか?深い話ってどういうことを話したらいいのかがわからない」ということです。
そうなんです。私も交際中の会員をサポートしている中で「前回のデートでは深い話までしたの?」とか、「どこまで深い話してるの?」など言ってしまうのですが、「深い話」がわからない方も多いのです。
深い話って?
深い話 = 結婚することに必要なお互いの価値観のすり合わせ
当社では真剣交際に入った会員さんに「ご成婚までにすり合わせておきたいチェックシート」をお渡ししています。
こちらで全てお見せできませんが、何点かお伝えします。
1・仕事について
自分は続けていきたいのか(女性)、お相手にはどうしてほしいのか(男性)
将来転職や起業したいと考えているのか?
2・親や親戚のこと
家族関係や、親戚の付き合い
同居希望なのか、介護のことなど
3・金銭感覚
お互いの現在の収入の把握
結婚したら何にお金を使いたいか?
生活費の管理は奥さん?お互い別々で?など
4・子どもについて
欲しい?特にこだわらない?何人ほしい?妊活も検討するのか?など
これだけでも「こんなに話すの?」と思う方もいるでしょう。
結婚相談所に入会してくる会員はもちろん結婚したいから活動しています。
恋愛相手を見つけるならこのような会話は必要ないですが、長く夫婦円満を継続していく秘訣は価値観が合うこと、お互いで会話ができてることだと思います。
深い話を避けるようなお相手ならば早めに判断したほうがいいですね。
ご成婚した卒業生に聞くと、割と早い段階から深い話はしていたとか。たくさん会話を重ねてきたことが伺えます。
この大事な深い話ができるお相手とならきっと素敵なご夫婦になることでしょう。
著:高木ゆうこ
結婚相談所 株式会社トータルエージェント