テレビの影響もあり、最近は初めましてのお客様が増えました。
インスタグラムの投稿も少なく情報の発信も積極的にできていないので、店で作っているパンのことを改めて🙇

カイユーのパンに使われている小麦とライ麦は全て北海道産です。私が北海道出身だということ、品質・供給が安定していること、何より、信頼ある生産者・製粉会社の方々がいることが大きな理由です。

使用するオーガニックのキタノカオリ、トイピリカ、きたほなみ、ゆめちからといった品種の粉は、芽室町のアグリシステムさん agrisystem.tokachi 、
古代小麦と言われるスペルト小麦やエンマー小麦、
無肥料無農薬の自然栽培による混蒔小麦は音更町の中川農場さん pirkaamam 、
自然栽培によるライ麦は、↑の中川農場さんや、小清水町のやむべつメーメーファームさん yambetsu_me_me_farm 、
蕎麦粉だけは、茨城のハナウタファーム hanautachannel さんのものを使わせて頂いています。

有機ドライフルーツや有機雑穀は、埼玉にあるNOVAさんから。
その他の副材料も、できる限り有機栽培や自然栽培のものを使っています。

これらの素材に共通するのは、風味や香りが素晴らしく生命力に溢れていること、農薬や化学肥料など、長期的にみて地球環境や人体に負荷をかける可能性があるものを極力(あるいは全く)使わずに、信念をもって育てられたものであるということです。

私がパン屋を営むことで、お客様も作り手の私もハッピーになれるのはもちろん大切なことなのですが、
それと引き換えに、目に見えないところで歪みや環境への負荷を残すことに繋がるのは、自分の望むことではありません。
否オーガニックは悪ではないですし、むしろ生活の多くを支えてもらっていることへの感謝もあります。
でも、せっかく自分が生業としてやるなら、小さくてもできるところから本当の意味で持続可能な社会・環境をつくる手助けを、パン屋という形で続けていきたいと思っています。

もちろん、こうした食材を使えばパンの価格は上がります。ブランディングして高品質高価格帯のパンを目指すことも一つの道ですが、誰もがふらっと立ち寄れる「小さな町のパン屋さん」がこうしたパンを供給し、地域の人の食卓の一部を創ることが、自分にとっては重要なことに思えたのです。
なので、パンの価格は一般的な価格よりは高めですが、それでも大分抑えめにできるよう努力しています。

すべてのパンには、古代小麦で継いだ自家培養のサワードゥ(サワー種)を使用。
乳酸・酢酸発酵により生まれる「酸」が、パンの保存性を高め、小麦のグルテンを消化吸収しやすい形に分解し、旨み(アミノ酸)成分へと変えてくれます。
涼しく所に置けば長く日持ちし、リベイクすれば美味しく食べられ、むしろ時間の経過によって味わいの変化を楽しめるパンでもあります。

大きくてゴロっと硬そうで、初めて見ると取っ付きづらそうなパンですが、じつは中身はしっとりして柔らかく、香ばしい風味豊かなパンたちです。
サイズも1/4サイズからご購入頂けるものもありますので、是非お気軽にお試しください。

さて、今週はいつものラインナップにチョコやいちじくを使ったパンもチラホラ。
天気はパッとしませんが、植物にとっては恵みの雨も降り、春に向けてエネルギーを花開かせる一歩手前の季節です。
是非ぶらりと北鎌倉台商店街に遊びに来て下さいね!

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323 いいね! ('26/03/04 07:36 時点)