【三月の言葉】

「愚」を生きる

「法然上人は、
『浄土の教えを生きている人は、
"者になって"往生するのです』
とおっしゃった」

この言葉は、親鸞聖人が
八十八歳の時に門弟に出された
手紙の中に出てきます。
私たちは、少しでも賢くありたいために、
少しでも人に勝ちたいために、
また有名になりたいために勉強や仕事に
励みます。誰もが愚かな人間だと
思われたくありません。

では、この"愚者になって"
とはどういうことなのでしょうか。
愚か者にわざわざ自分からなる
ということではありません。
人間そのものにそなわっている
徹底した愚かさを自分自身が知る
ということなのです。

それはまた同時に、
自身の愚かさを知らせてくださった
阿弥陀さまの本願を
愚直に信じるということでもあります。

このように、「愚」には
「愚かさを知ること」と「愚直であること」
の二つの意味があるのです。

(「人生を照らす親鸞の言葉」ヘリベラル社参照)

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26 いいね! ('26/03/07 07:34 時点)