幸区 > 区民のミカタ > 陳情 > 田中 徳一郎 > 詳細
医療的ケア児の母です。 相談させて下さい。
(2年前の記事です) 掲載日:2023/03/06
私には生後2ヶ月の息子がいますが、産まれてから疾患が判明し気切+経管栄養が必要な医療ケア児となりました。
疾患を知った際、自分を責め毎日泣いていましたが、夫や両親のサポートもあり少しは気持ちを切り替えていこうという気になりつつあります。
元々共働きでした。先日夫が色々調べてくれたのですが子供を預かってくれる所がないので、母親は仕事を諦め、在宅で子供をみないといけなくなりそうです。
自分で疾患持ちの子を産んだのだから自己責任でしょ?というように言われているように思え、弱者に冷たい日本社会に疑問を感じます。
色々調べれば調べるほど医療的ケア児は健常児よりお金もかかります。それなのに預けられる所がなく仕事ができないというのは今後の生活上困ります。
食費や光熱費が上がっている今、旦那だけでは生活していける収入ではありません。何か行政でサポートして頂けないでしょうか?一番は子供を預かって下さる施設をご紹介頂きたいです。
※ 相談者のプライバシーに配慮し、実際の質問内容を一部改変して掲載している場合がございます。ご容赦ください。

私がお答えします。
何か行政でサポートして頂けないでしょうか?という事ですと、ご相談窓口と致しまして、川崎市では『医療的ケア児・者等支援拠点』を設置しています。
既にご存知かもしれませんが、改めてお伝えさせて頂きます。
川崎区・幸区・中原区では「総合リハビリテーション推進センター(川崎区日進町5-1 TEL044-223-6973)」に。
高津区・宮前区・多摩区・麻生区では「地域相談支援センターそれいゆ(麻生区万福寺1-1-1 TEL044-281-0037)」に。
そこには特化した専門相談員がおりますので、ご相談下さい。
個別支援・地域支援・災害時支援なども含め、支援ネットワークの構築や、日々の暮らしに係る事柄をコーディネート致します。
お一人で抱え込まずに、とにかく専門職の方と繋がる事が大切です。
現地へ赴くお時間が無い様でしたら、まずはお電話でのご連絡でも結構です。
もうご相談されている様でしたら、今回ご質問頂きました内容等につき、聞き漏らしが無いかどうかご確認されてみて下さい。少しでも気になる事がございましたら、再度のご相談が宜しいのかと思われます。
又、ご生活に係る直接的支援と致しましては、『障害児福祉手当(国制度)』や『神奈川県在宅重度障害者等手当(県制度)』などがございます。相談員よりご案内される筈と思われますが、もしご相談の際に漏れている様であれば、必ずお尋ね下さい。
医療的ケア児支援法が令和3年9月に施行されましたが、未だ日が浅く、皆様方をしっかりお支えする為には、更に充実に努めて行かなければなりません。ご不明な点がございましたら、又お問い合わせ下さいませ。
ご質問を多く頂いています。回答には時間がかかる場合があります。