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夏野菜はグリルに限る!逆に冬野菜はローストだね!

溶岩石の上でグリルした夏野菜たちをヴィネガーと香草でマリネして上からラルドという豚の背で作る生ハムを乗せて。
少しの熱で溶けてくるんで野菜を優しく包んでくれます、このラルドという聞き慣れない食材

イタリアに行くとどこの地方でも必ずガストロノミア(惣菜屋さん)には野菜のグリルしたマリネが並んでます。
それをパンに乗せたり、お肉の付け合わせで使ったり、そのままワインのアテにしたりとイタリア人も大好きな料理

goffoの野菜達は神奈川県の湘南台の安西さん、
千葉県の八街の山木さん、北海道芽室町のなまら十勝野さんの3つの契約農家さんの野菜を使ってます。

もちろん無農薬のめちゃくちゃ元気な野菜達!

無農薬なので到着した時にたまにめちゃくちゃでかい芋虫ついてたり、アブラムシついてたりします!
そんなことが愛おしく感じます。
虫も何もついてない野菜に違和感を感じます。
病気にならない野菜に違和感を感じます。
人間と同じですね。

安西さんは本当にすごいご縁で、シェフが26歳の時に癌になった時に隣のベッドでトマトを食べてたのが出会いです。

震災の年の4月くらいですかね、春トマトの季節です。
抗がん剤でやられてる私の隣でトマトを食べていて、ん?
トマト??なぜに?
ってなったら『食べるか??』って言われて一つもらって
丸かじりしたら、びっくりするくらい美味しくて細胞が元気になりました。
抗がん剤で食欲なかったのですが、大玉のトマトを一つ丸々完食できたのを覚えてます。

その時『将来僕はイタリア料理のお店をやりたいんです!その時に安西さんの野菜使いたいです!!』
って勢いあまって言い放って(お店できる予定もお金もない)
しまったのを覚えてます。
『そん時はよろしくなー!』って優しく言ってくれました

そんな安西さんの野菜は実に生命力に溢れてます。
普通なら色が変わってしまうような時間経過した野菜も、全然元気なままいてくれます。

これがなんなのかわかりますかね?
生きる力が強い野菜なんです。

そんな野菜を食べることで体の中も変わりますよね。

goffoの強みは何より野菜だと思ってます。
この3つの力強い契約農家さんの野菜達が縁の下で主役の食材を支えてくれています。

イタリア料理は特にだと思うんですが、野菜が大切な料理だと思ってます。
そんな野菜をモリモリ食べれる料理です。

野菜が苦手な人でも好きにさせられる自信がある、そんな野菜で作る料理です。

いつも思うんですが、食材が良いので余計な手をかけずに少し、、
少し背中を押してあげる、ナチュラルなメイクをしてあげる、笑顔になれる言葉をかけてあげる、そんなくらいに食材に接してお皿に昇華させております。

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#verdure
#イタリア料理
#イタリア料理と野菜の関係

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292 いいね! ('25/08/01 02:00 時点)